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2021夢日記 拭きとれない花粉と新入社員 ji-jyo 4月23日


僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは最後にご紹介しておきます。

昨日は夜中にトイレで1回起きた。その前に見てた夢がすごくおもしろかったことは覚えている。
確か何かを作ってる夢で、もう一度寝る前に、起きたらnoteに絶対書こうと再び眠りについた。
そしたら次に見た夢の記憶が勝ってしまい、最初に見た夢がどうしても思い出せない。
しばらくぼーっと記憶を辿ったが、どうにも思い出せないので、あきらめてタイトルにある2番目に見た夢のことを書いていこうと思う。
なんだか個人的に残念な気持ちだ。
今度からは書きたいものはすぐメモするようにしようかな。


始まりはホームセンターのようなところで働いているところからだった。

まだ開店前の朝早い時間。僕は資材売場の担当だった。

『なあなあ!今日新しい社員入って来るの知ってる? 女だってよ!』

お調子者の同僚が浮ついた声で話しかけてきた。

そういえばそんな話しが上がってた気がする。

僕もそいつも彼女はいなかったので、少なくとも若干の期待は嫌でも芽生えてしまうのは当然のことのように思えた。
それでも少なからず、自分はそいつよりは浮ついていないと変な自制心を持ち、朝の清掃に取り掛かっていた。

『おーい。誰か彼女を事務室に案内してやってくれ。』

そこへ上司が噂の新入社員を連れてきた。

...なんてかわいいんだ。

それが彼女を見たときの素直な第一印象だった。

『はい!はい!俺が案内します!!』

同僚がすかさず彼女の案内役に立候補する。
本当は僕も大きく手を上げて案内役を引き受けたかったが、あんなに同僚みたくがっついているオーラ全開にはなれず、静かにその様子を伺っていた。

『よろしくお願い… あれ? さとし君?』

『あっ!!もしかしてみかちゃん!? 新入社員てみかちゃんだったんだね!!』

なんだ?なんだ? え? やけに仲が良さそうじゃないか。知り合いなのか? 偶然の再開ってやつか?

僕は早くも動揺していた。と言っても動揺するのが早すぎる気はした。
何しろあの新入社員の彼女は、僕のことを認識すらしていない。
それなのに僕は一目見ただけで、もはや勝手に恋に落ちているような…
いわゆる一目惚れ的な…。

同僚がニヤニヤしながら近づいてきてコソコソ話しかけてきた。

『あの子、小学校のときの同級生。あまりにも可愛くなってて気づかなかったよ。この再開を機に俺はゴールインを狙いまーす!』

は!? ゴールイン!? そんなの話が飛躍しすぎだろ。僕は認めないね。
だいたいそれに、彼女がフリーかどうかだってまだわからないじゃないか。
それに例えフリーだとしてもお前を選ぶという保証は一切ありませんからね!

僕はどうしてしまったのだろう。何も始まっていないうちから、勝手にドギマギして同僚に対してひどいライバル心を燃やしすぎだ。

一旦、冷静になろう。そうだ。僕は今、清掃中だったんだ。
まずは雑巾をしぼって。

僕は入り口付近にあった鉄板の資材を拭き始めた。

花粉がひどく舞っていたのか、少しくすんでいる鉄板には黄色い粉のようなものがびっしりと付いていた。

硬くしぼった雑巾で丁寧に拭き始める。花粉は順調に取り除けている。
上から下まで拭き切り、次の鉄板に移ろうとしたとき、最初に拭いた辺りに目を向けた。

あれ? さっき確かに拭いたのに、また花粉で黄色くなってる。
拭き残しなのか?

再び同じ鉄板を拭いてみる。きれいにはなる。
僕は拭きとった後、数秒鉄板を見つめていた。

するとどういうわけか鉄板から花粉が湧き上がってくる。
何なんだ? この不思議な鉄板は。これじゃあ何回拭いても切りがない。

そういえばさっきの同僚と彼女が戻って来ないのも気になる。
この鉄板はいつまでもきれいにならないし。

僕はどんどん一人でイライラが募り、出来る限りの力で雑巾を擦り付けているあたりで今日は目が覚めた。

おかしな展開の夢だったな。
最初に見た夢を思い出せないのが未だに悔やまれる。

さて、明日も夢日記を書いていこう。


【2021 3月夢日記 ~ji-jyo~】

【2021 2月夢日記 ~ji-jyo~】

【2021 1月夢日記 ~ji-jyo~】


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