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検索エンジンにおけるスパム一覧とGoogleの手動対策の種類と解除方法, 解除後の影響
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検索エンジンにおけるスパム一覧とGoogleの手動対策の種類と解除方法, 解除後の影響

SEO野郎

レベル:中級

こんにちは、SEO野郎です。

ワードサラダっていう言葉の響きなんかいいですよね。

さて、Googleのガイドライン上では厳密に言うとスパム、ペナルティなるものは存在しません。

スパムとは一般的にGoogleのウェブマスター向けガイドラインに対するガイドライン違反、ペナルティとはアルゴリズムによるネガティブな順位変動、ないしはGoogleによる手動対策を指します。

今回はGoogleのガイドライン違反となる行為、それに対するGoogleのアルゴリズム、手動による対策についてまとめます。

意図して検索エンジンの虚を衝こうとするスパムサイトは論外、インデックスから飛べば良いとして、優良なサイト運営者の方々が意図せずにガイドラインに抵触してしまわぬよう参考になれば幸いです。

1. スパム(ガイドライン違反)行為一覧

本項にはGoogleのガイドライン違反となる行為をまとめていますが、ウェブの技術の発展は素早く、スパムの手口もそれに対するガイドラインも日進月歩変容しています。

一般的なものは網羅したつもりですが過不足等ある可能性があるので、ご了承ください。

① コンテンツ系スパム(HTML / CSS)

・ワードサラダ、キーワードの意味ない羅列(<title>タグ内等)
・タイトル要素をページ内に過度に設置
・隠し文字:背景と同色でテキスト / キーワードを記述する(背景との近似色もアウト)、または<font>タグ、CSSによってユーザーに認識できない小フォントでテキスト / キーワードを記述する
・フレームを使用していないウェブサイトで<noframe>タグを使用してテキスト、キーワードを記述する
・JavaScriptを使用していないウェブサイトで<noscript>タグを使用してテキスト、キーワードを記述する(現在GoogleはLazyloadなどの一部の例外を覗き<noscript>タグを無視する)
・CSS-Positioningで画面外にキーワードを配置する
・<meta>タグの濫用
・<meta>タグに<body>タグと無関係なキーワードを入れる
・フェイクコピーリスティング(コピーコンテンツ):検索上位のページのHTMLコピー → リンク施策でオリジナルのページより上位表示される場合もあるがこの場合は著作権法違反
・コンテンツの自動生成:本来はマルコフ連鎖などによる意味を持たないコンテンツの大量自動生成を想定したもので、AIによるコンテンツ作成はこれには抵触しない
・クローキング:ユーザーとクローラーにそれぞれ別のソースコードを見せる手法(動的レンダリング、フレキシブルサンプリングなどの例外がある)

② リンクスパム

(1)有料リンク
・リンクの購入

(2)隠しリンク
・画像埋め込み型隠しリンク:1px*1pxの小画像を<a>タグでリンク化する
・CSSを使用した隠しリンク
・overflowを用いたリンクボックスによる隠しリンク
・<noframe>、<noscript> 埋め込み型
・ASPツール埋め込み型(これは現在も有効なケースもある)

(3)相互リンク
・強制型相互リンク1:相互リンク獲得条件として複数個のリンク設置ページを自社ページに載せる
・強制型相互リンク2:上記のパターンでバックリンクがリストからランダムに抽出されてリンクされるパターン
・ネズミ講型相互リンク
・インセンティブ型相互リング

(4)ツール埋め込み型リンク
・アクセスカウンタ等のツールのHTMLソースコード上にリンクを埋め込む

③ リダイレクトスパム

(1)Refreshタグによるリダイレクト
(2)JavaScriptによるリダイレクト
(3)Adobe Flashによるリダイレクト

④ ドアウェイページスパム

(1)ウェブページ自動生成プログラムによるドアウェイページ
(2)他のスパムと併用したドアウェイページ
(3)無関係なキーワードによるドアウェイページ
(4)ドアウェイドメイン

⑤ ドメイン系スパム

(1)サブドメイン名にキーワードを詰め込む
(2)キーワードを詰め込んだディレクトリをドアウェイページとしてのみ作成
(3)DNSスパミング(ドメイン自動大量生成)

2. 検索エンジンによるペナルティ・手動対策

Googleはスパム行為を行っていると認識したウェブサイトに警告メッセージを送付し、該当サイトのGoogle Search Console にもスパムに対する警告を表示します。

アルゴリズムによる順位降下の他にGoogleによる手動対策をまとめます。

① 検索ランキングの低下

②検索エンジンのインデックスから除外
・過去にサイバーエージェント、BMW、リコーなどはこの手動対策の対象となりました

③ サイト運営ドメインの削除
・スパム行為を行っているウェブサイトが属するドメイン名そのものが半永久的にインデックスから追放されます

④ サイトのホストサーバーIPアドレスの禁止
スパムサイトがホストされているサーバーがIPアドレスごと禁止されます

⑤ 関連ウェブサイト群全削除

3. 手動対策の解除方法

検索エンジンによるスパム認証、ペナルティ、手動対策を受けた場合、以下の順番で対応を行います。

① アルゴリズムによる順位降下の場合
(1)スパムを取り除く
(2)再度検索エンジンにインデックスリクエストを行ってクローラーを待つ
(3)(2)で解決しない場合、ドメイン再取得、サーバー移転、新規IPアドレスを取得してウェブサイトを再度立ち上げるなど

② Googleによる手動対策を受けた場合
(1)スパムを取り除く
(2)Google Search Console からレポートを提出し、再審査リクエストを送信する
(3)再度検索エンジンにインデックスリクエストを行ってクローラーを待つ
(4)(3)で解決しない場合、ドメイン再取得、サーバー移転、新規IPアドレスを取得してウェブサイトを再度立ち上げるなど

4. 手動対策が解除された後の順位への影響

受けた手動対策が取り下げられた場合、Googleのアルゴリズムは過去の手動対策を長期的なサイトの評価に引き継ぎません。

同様に、過去にGoogleによる手動対策を受けたことのあるドメインでウェブサイトの運営を行っても順位への悪影響はありません。

SEOとは, ユーザーのためになる情報を検索エンジンに分かりやすい形で提供すること

以上、検索エンジンにおけるスパムとそれに対する検索エンジンの対応、それに対するウェブサイト側の対応のまとめでした。

私はSEOを「ユーザーのためになる情報を検索エンジンに分かりやすい形で提供すること」だと考えています。

Googleは「一番のSEOはとにかくユーザーのためになるコンテンツを作ること」と繰り返し言っていますが、純粋にコンテンツだけを見てユーザーのためになるウェブサイトを評価しきれていないのが今の検索エンジンの現状です。

Googleの目標がそこにあるのは間違いないでしょうが、思考停止でコンテンツ内容だけに腐心すれば評価されるだろうと開き直るのもまた怠慢です。

ユーザーのためになるコンテンツをつくりつつ、それを検索エンジンに分かりやすい形で提供する、これに尽きると思います。

SEOを検索エンジンのアルゴリズムの虚を衝くことだと捉えてユーザーのためにならぬコンテンツで検索上位を獲得しようとするサイトも沢山あります。

そういうサービスは過去にも例外なく駆逐されてきたし、今後もそうでしょう。

自分のウェブサイトの価値を余すことなく検索エンジンに認識してもらうためのSEO、頑張っていきましょう。

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SEO野郎です。 メディアをたくさん運営してきました。 メディアとSEOが好きです。 毎日何かしら更新します。 SEOのご相談お気軽に。