見出し画像

鹿タンなくおもうつぼの蒲焼き

jigen_1

今日も今日とて神楽坂

このフレーズと共にコロナ前は頻繁に神楽坂に行ってたわけだが、最近はさすがに足が遠ざかる。リモートワークな日々…。

とは言え、行きつけの店がどうなってるかは気になる。非常事態宣言が明けてから週一くらいのパトロールを再開した。

さて、神楽坂の現状である。

宣言明けとは言え、いきなり回復するわけもなく、人通りはまばら。往時の賑やかな通りは今は昔、閉店してしまった店もあちこちに見かける。お洒落な雰囲気の店の前で呼び込みをしてる店員さん。神楽坂は呼び込みをするような街ではない、しかし、必死なのだ。

今日はTwitter仲間の転職祝いに和食の店を予約した。お酒もノンアルビールもある。

季彩や ひで

いつも満席の店もいまは空席がある。ソーシャルディスタンスと思うしかあるまい。

愛媛県宇和島から旬の魚を取り寄せてる店で、何しろ鮮度が良いから美味しい。しかも宇和島である、宇和島と言えば宇和島伊達藩である。仙台藩の分家なので親近感が半端ない。(全く共感されないだろう)

海の幸の他にジビエもある。鹿タンや鹿モモとか奈良県民なら卒倒しそうな料理だ。この鹿タンであるが、生臭い?と思いきや柔らかくて美味しい。思わずお代わりした。

鹿といえば狩猟が趣味のマーケターがいて、捌きたてが美味しいから食べにおいでよ!って誘われている。聞けば、撃った鹿の腹を裂いて肝臓を取り出したりするらしい。

絶対ムリ… 鹿も!いや、しかも、首を庭に埋めて白骨化させるとオブジェとしてメルカリで売れると言うのだ。

さらにムリ!!

彼とは極力、鹿の話題をしない事にしている。

そして次がうつぼの蒲焼きだ。うつぼと言えば、よいこが「とったどぉ〜」と銛で突いて油で丸焼きにする、あのグロテスクなやつだ。

躊躇したが初めて食べてみた。なんだろ、鰻と椎茸を足して割ったやつ(全然違うと言われた)弾力があるけど柔らかいのだ。うつぼのタタキってのもあったが「それはムリ」と全会一致でやめておいた。アレをタタキにするわけでしょ?

かわりに鯛ごはんを注文、これが美味いんだ。

神楽坂には名店が沢山ある。コロナの中で出歩くのも憚れるでしょうが、このままでは文化を失ってしまう。なんとか足を運んでもらえないだろうか。

神楽坂、ここは東京で一番好きな街。
東京カレンダーで田中みな実が出てくる街だ。
つまり通りは田中みな実だらけだ!行くしかないだろ!!

(一部、不適切な表現がございました)

週に数回通える日が戻ると良いなぁ。

季彩や ひで
050-5571-1081
東京都新宿区神楽坂6-23 神楽坂ガーデンA棟 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13175722/

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!