見出し画像

強迫性障害 #2 休職

強迫性障害が酷くなって日常生活が送れなくなった私ですが、結果的に通勤すら困難になり約三か月休職する事になりました。

仕事を長期間「休む」という事は結構勇気がいります。自分は10年程同じ業務で働いてきて仕事としては自信が付いてきていたところでの離脱。

今まで積み重ねてきた物がなくなってしまうのでは?と不安もありましたが、そもそも身体も動かす事もできず、出勤したら確認やら強迫やらで仕事になりません。

通っている心療内科に相談し休職。
引き継ぐ作業も出来ず離れるのも不安でしたが、世の中なんとかなるんですね。殆どトラブルは無かったらしいです。
意外とそんなものかもしれません。
ちゃんと仕事していたんでしょうね笑

休職中は子供の送迎は頑張ってやりました。
外に出るのが1番しんどかった時期でしたが、なんとかやり続けました。
子供を送った後、本当に子供は園の中にちゃんといるのか、不安でウロウロする事もありましたし
家でグッタリしてハッと子供は園に送っていなくて、自転車に乗せたままだったらどうしようと慌てて駐輪場に行った事もあります。

あんまり余計な事を考えない様に眠くなったら寝る、起きている時はひたすらウルトラマンオーブと仮面ライダードラゴンナイトを見ていました(笑)

そんな感じで最初の1ヶ月はひたすら引き篭もってました。頭の中の自分との自問自答をひたすらしてました。
動かないのに疲れます。

転機だったのはデフフットサル日本代表の試合を観に行った事かな。
普通に観ようかな位で開場に行ったら、色々あって即席の応援団が出来て、必死に楽しく応援して。

あ、自分の日常生活ってこれだったなと。
ちょっとずつ、社会活動をしようと思いました。

そんな感じで最悪のピークを過ぎてからはちょこちょこと外出しました。やっぱり外に出れるという事は大きいです。自分が住んでいる街が何となく好きになりました。

休職をして思ったのは
精神状態が悪いなら休んだほうが良い
意外と仕事は誰かがやる
リフレッシュして復帰してバリバリやった方が良い

約3ヶ月仕事をしなかった訳ですが、今思うと人生で病気休職する事もあまり無いと思うし貴重な体験でした。 
強迫性障害は無くなりはしなかったけど、付き合い方を考えていこうと思えた期間でした。

職場復帰は全く違う部所でしたが、色々な経験が出来ると割り切っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?