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8/13 ニュースなスペイン語 46 grados en el sur:南部で46度

熱波(ola de calor)の勢いが増す一方だ。

13日現在、スペインのほぼ全土で、最高気温(temperatura máxima)が40度を超える(sobrepasarán)見込み。南部では46度に達するところもあるらしい。

スペイン気象台(Aemet)によると、17の自治州(comunidad)の内、15で高温注意報(alerta por altas temperaturas)が出されている。中でもスペインの南部、アンダルシア州は極めて危険な状況(riesgo extremo)、コルドバ県では最高気温が46度に達するという。コルドバ県、ハエン県、セビージャ県はいずれも警戒度は「赤(alerta roja)」、その他の県では40度で、警戒度は「オレンジ(alerta naranja)」である。

アラゴン州を含む9つの州で、重大な状況(riesgo importante)で、36~40度くらい。警戒度は「オレンジ」だ。

そして、ガリシア州を含む5つの州の警戒度は「黄色(alerta amarilla)」で、概ね、最高気温が36度までの地域である。

スペイン気象台によれば、14日の土曜日が「今回の熱波で最も暑い日(el día de más caluroso de toda la ola de calor)」になるという。そして、「今回の熱波を通じで、火事の危険性はきわめて高い(el riesgo de incendios será muy alto durante toda la ola de calor)」と警戒を呼び掛けている。

スペインでは、もうひとつ、この熱波の元、深刻なことがある。それはホームレスの人たち(personas sin hogar/sin techo)の健康状態だ。専門家によると、「冬より夏の死亡者が多い(hay más decesos en verano que en invierno)」という。すなわち、ホームレスの人たちにとって、「寒さより暑さの方が危険かもしれない(Puede ser más peligroso el calor que el frío)」。支援チーム(equipos)によると、冬になると、暖を取りに支援センターにやってくるが、夏は「ベンチで眠り込んでしまい(se quedan durmiendo en un banco)」、アルコールを摂取している場合、より深刻な被害に見舞われるという。

支援チームは、通常、ホームレスの人たちや高齢者のケアを月曜日から金曜日までの平日に行うが、現在は「週末の継続性を強化するために、職員やボランティアを補充している(reforzar el seguimiento con trabajadores y voluntarios durante el fin de semana)とのことだ。

写真は2019年7月の新聞に載っていたもので、コルドバで撮影されたものらしい。この電光温度計の前で撮られた写真がネットにはかなり、出回っている。高温が出やすい地点なのかもしれない。