マガジンのカバー画像

OH, MY雑感

34
たくさんのひとたちを見て、わたしは日々、こんなことを感じ、こんなことを考えるようになりました。
運営しているクリエイター

2022年4月の記事一覧

もやもやの正体

もやもやの正体

うまくいっていない、というのは、ここのところ感じていた。
最近、なんてものではなく、もう何年も、そう感じていたのだ。

話しても、なんとなくすっきりしなくて、わかりあえている気すらしなくて。
ただ唯一の救いは、なんとかこの危うい状況を、相手も繋ごうとしてくれているということ。

そのうち、相手は、夢中になれる趣味を見つけた。
そこに、わたしは存在していない。
そんな趣味を見つけたのだ。

わたしと

もっとみる
平凡を、いかに受け入れるか

平凡を、いかに受け入れるか

自分が、さまざまな正規分布のどこにいるか、わたしはずっと考え、感じてきた。

正規分布通りの自分ではない自分。

かと言って、上位でも下位でもなく。
微妙な非凡さを兼ね備えつつ、わたしは平凡な立ち位置にいた。

どうせ変わりものならば、閾値を超えるほどに変わりものならばよかった。

何度考えても、平凡で、キャラがときどき立っているように言われようとも、ほとんどの側面で、わたしは平凡だった。

そう

もっとみる
セルフカット

セルフカット

ある時期、外国語でカットオーダーをするのを躊躇していて、長らく自分で髪を切っていた。

すきバサミを使ってみたり、レーザーを使ってみたり。
失敗したり、ちょっとうまくいったりしながら、気がつくと、ショッピングモールのヘアケア専門店に通うのが楽しくなったのだった。

その国には、直毛のひともいれば、チリチリの髪質のひともいて、様々なヘアカラーや、ケア用品があった。
コームひとつでも、日本では見かけな

もっとみる
It's me - A面: 何かと押し殺した、あの頃

It's me - A面: 何かと押し殺した、あの頃

大好きだった先輩のライブは、習い事へ行っているフリをして、公衆トイレで着替えて、内緒で行った。

みんなが行った、文化祭の後の打ち上げも、親のために諦めた。

誘われた、バンドのボーカルも、あきらめた。

悪いこと、必要ないこと、してはいけないこと、と、あの頃、親世代の価値観では思われていたことは、表向きはすべてあきらめた。

そのすべてが、魅力に溢れていた。

標準制服を着たわたしと、内に秘めた

もっとみる
It's me - B面: ダメな自分、上等。

It's me - B面: ダメな自分、上等。

いや、

実は、

標準制服着て、真面目で一生懸命と見られていた反面、

ヤンキーの同級生と、放課後アイス食べに行ったり、

バンドやるからボーカルやってくれと頼まれたり、

話したこともない先輩ヤンキーに、何故だかよくわからないけれど、存在を疎まれていたりしていたわけです。

わたしという人間は。

群れなかったのに、なぜか特定の同性の子が、いつもわたしの行動にくっついていてきていて、そのくせ、

もっとみる