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2022年4月の記事一覧
It's me - A面: 何かと押し殺した、あの頃
大好きだった先輩のライブは、習い事へ行っているフリをして、公衆トイレで着替えて、内緒で行った。
みんなが行った、文化祭の後の打ち上げも、親のために諦めた。
誘われた、バンドのボーカルも、あきらめた。
悪いこと、必要ないこと、してはいけないこと、と、あの頃、親世代の価値観では思われていたことは、表向きはすべてあきらめた。
そのすべてが、魅力に溢れていた。
標準制服を着たわたしと、内に秘めた
It's me - B面: ダメな自分、上等。
いや、
実は、
標準制服着て、真面目で一生懸命と見られていた反面、
ヤンキーの同級生と、放課後アイス食べに行ったり、
バンドやるからボーカルやってくれと頼まれたり、
話したこともない先輩ヤンキーに、何故だかよくわからないけれど、存在を疎まれていたりしていたわけです。
わたしという人間は。
群れなかったのに、なぜか特定の同性の子が、いつもわたしの行動にくっついていてきていて、そのくせ、