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「公認会計士」きほんの「ほ」 -どうやって勉強するの?-

こんにちは。
「公認会計士」についてわかりやすく伝える活動をしている、通称「ゆる広報部」です。

前回のご挨拶noteはこちらです。
よかったらぜひ、読んでみてください。

さて今回は、日本一わかりやすい(かもしれない)公認会計士きほんのお話シリーズ第二弾、きほんの「ほ」のお話をしていきたいと思います。

きほんの「き」はこちらから。


ー 目次 ー
きほんの・・・
 ほ1.公認会計士の試験は学生でも受けられるの?
 ほ2.どうやって勉強するの?
 ほ3. いつから?どのくらい勉強すれば合格できる?

きほんの・・・
ほ1.公認会計士の試験は学生でも受けられるの?

もちろん受けられます。
試験科目が多く勉強量が多いためとてもハードルが高い資格だと思われるかもしれませんが、年齢、学歴、国籍などの受験資格がないため、実はとっても「受験しやすい資格」といえます。

たとえば医師になる場合であれば医大や医学部、弁護士になる場合であれば法科大学院を卒業する必要がありますが、公認会計士は「この学部を卒業しなければいけない」という決まりはありません。そのため医師や弁護士とくらべると、費用を抑えることが可能です。
資格試験が難関であることは間違いないですが、突破できる知識さえつければ誰でも挑戦可能な、広くひらかれた資格です。

試験勉強に多くの時間を割くことができる学生の合格者が56.1%ですので、合格者の2人に1人は学生ということになります。年齢別で見ても25歳未満の合格者が59.3%。学生のうちに勉強を始めてぜひチャレンジしてほしいです!

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※1 令和元年公認会計士試験合格者調(PDF:121KB)


ほ2. どうやって勉強するの?

高校を卒業後、大学・短大に通いながら専門学校に通う、いわゆるダブルスクールで学ぶパターンが一番多いです。

大学の学部は経済・経営・商学部出身者が割合としては多いですが、公認会計士の試験勉強は大学の勉強とは別に行うので、この学部でなければいけない、ということはありません。さまざまな学部出身者がいます。

ほかには、高校卒業後は専門学校へ進む人、通信講座などで学ぶ人、完全に独学で突破してしまう方も中にはいます。が、独学はよほど強靭な精神を持つ一匹狼タイプでないと正直かなり大変かなと思います。

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ほ3. いつから?どのくらい勉強すれば合格できる?

公認会計士の勉強期間は一般的に2~4年くらいといわれています。しかしこればっかりは本当に人それぞれで、1年で合格してしまう人もいればもっともっとかかる人も。

必要な勉強時間は、大手専門学校ではよく「3,000~5,000時間」といわれていますが、単純な合計時間はあまり参考にならないかなと感じています。

というのも公認会計士試験はよく「短距離走」と表現されます。
例をあげると、
1日3時間で10年間(合計 10,000時間)勉強しても合格はむずかしい。
1日8時間以上で1年間(合計3,000時間以上)勉強できれば合格水準に達することが可能。

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しっかりと計画を立て、短期集中で取り組んだほうが良い結果につながります。

現役合格を目指す場合、大学1、2年生のあいだに日商簿記2級1級をとっておいて、2年生の後半から本格的に勉強を始めるのがひとつのモデルケースです。


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以上、きほんの「ほ」でした!

公認会計士ってなに?を説明するとどうしてもむずかしくなってしまうのですが、今後もできるだけ、できるだけシンプルに伝えていけたらと思います。

次回は、公認会計士の1日をお届けします。

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