部員さんイベント|繰り越しTO DOをやっつけよう!
こんにちは。
自分軸手帳部員&ライターの美穂です。
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2022年11月30日(水)のランチタイムに、「自分のトリセツ活用法」イベントを開催しました。
プレゼンターは、りくさんとあさもっちゃん。
今回のイベントは「繰り越しTO DOをやっつける」がテーマですが…その前に掲げられたサブタイトル「みんなで秋の栗拾い!」の解説を少々。
自分軸手帳部でかつて開催されたイベントで繰り越しタスクが話題になった際、参加者からコメント欄に「”くり”こし」からもじった「栗(絵文字)」が登場!
それ以来、部内では「繰越タスクへの取り組み=栗拾い」「繰越続けるタスク=焼き栗」などのワードが共通語に。コミュニティ内で取り組みや情報を共有しながら栗拾いを目指す「繰越し撲滅部」も誕生しました。
さて、そんな「栗」たちの背景には、上のスライドのような要素が背景にあるのでは、と問いかけるりくさん。
参加者からも、共感のあまりコメントに早くも栗が入り乱れます!
自らも、繰り越しの常習犯だというりくさんは、つい憂鬱になりがちな繰り越しタスクへの取り組みを、このイベントでワクワクに変えられたらといいます。
ぜひご自身に活かせるTipsを見つけてみてくださいね。
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こちらのnoteではイベントの内容をダイジェストでお届けします。自分軸手帳部のコミュニティーの雰囲気を感じてください。
●はじめに
そもそもなぜ私たちは繰り越してしまうのか?
――それは、「人間(動物)」だから。
ある書籍によると、なんと人は古代エジプト時代から繰り越しと戦っているのだとか!しかも人間以外の動物にも先延ばしの構造があり、「鳩も繰り越す」という実験結果には参加者一同驚きが広がりました。
では、「繰り越し」の背景にある冒頭の三大理由にどう対処していくか?
そこに向き合ったりくさんは、「見える化・仕組み化」が有効だったといいます。
例えば以下のようなヒントが。
そこで、より具体的な事例を交えながら、「見える化・仕組み化でどう処理していくのか」を以下にご紹介していきます!
●「栗」のサイズ別!ハードル分解&Tips集
栗(繰り越しタスク)には上記のように様々なサイズが存在しますが、りくさん曰く「それぞれにアプローチが違う」のだそう。
◎5分:やればいいのに!系
「ゴミまとめ」「ちょっとしたTEL」など、自分でも「さっさとやればいいのに!」という些細な「5分サイズの栗」は、たいていの場合以下のいずれかで動き出せるといいます。
1.気が乗らない理由を書き出す
例えば、ちょっとした電話の前。
「今でOK?」「こんなこと聞いていいの?」「迷惑そうな空気だったらどうしよう?」と、勝手にあれこれグルグル想像が膨らみ後回しという経験はありませんか?
そんなときは、感情・心配・不安を一度書き出すのがオススメ。
一度文字にして、自分から切り離し外に置いてみると……あれれ?別に迷惑じゃないかも!そんなに変じゃないかも!と気持ちの切り替えがしやすくなります。
2.実際にかかる時間を計測する
やることはわかっていて難しくもないのに、ついつい腰が重くなりがちな名もなき家事や単純作業。
そんなときは、一度所要時間を計ってみて!
次回以降「たったの〇分!」とわかっていれば、「あぁ…やらなきゃ…」とモヤモヤ考えながら過ごす時間の方が無駄だと思えますよね。
3.先延ばし後どうなるか?を書き出す
雪だるま式にたまりがちなのが、緊急度が低く難易度の低い繰り返しタスク。
りくさんにとっては、在宅勤務時の業務の中断(例:子供の送迎)を勤怠申請時に手動で差し引くという作業がそれ。「都度反映すれば1分くらいで終わるのですが……1カ月分貯めると30分ではきかない作業に膨れ上がる」とも。
いまやらなくても致命的ではないけれど、記録や記憶を遡ることにパワーがかかるモノについては、その痛みを教訓に「先延ばしによって何が起こるか」を自分にイメージさせるべし!
◇小粒の栗への「すぐやるTips」!
やりはじめれば一瞬で完了する「小さな栗」は、いかに初動のハードルを下げるかがカギ。
予め仕組みを整えて、その時がきたら考えなくとも行動できる環境を作ってみましょう。
◎10分:ちょっと気合が必要系
続いては、ちょっと時間がかかる「中粒への栗」への対処のコツです。
1.定型化する
例えば、メール作成やお礼状書きなどは、表現や構成に頭をひねるもの。
その場合は、お決まりの部分をフォーマット化しておくと作業をゼロからスタートする必要がなくなります。
このように、完全なる繰り返しではないタスクも、アレンジの必要がある場所とない場所を切り分け、後者を定型化すると、グンと気がラクに。
2.動線を最小化する
中粒の栗の代表格は、「予約」。
病院、美容系、イベントなど…いろいろありますね。
1つの予約を行うまでに、引き出しを探り、手帳をめくり、サイトで検索し…あれこれ動き回るうちに面倒になる…というのはあるあるです。
そこでりくさんは、メモアプリに上記のような情報を集約して一元管理。
「やろうと思った時に動かずできる仕組み」を用意し、省エネによりハードルを下げています。
3.先延ばし後どうなるか?を書き出す
先の小粒の栗同様、「やらなかった時をイメージする」のは中粒の栗にも有効。
自分軸手帳運営メンバーのてばさきさんは、職場への「健康診断の結果申請」を放置した結果、「手数料の発生」「郵送不可→平日1時間のみの受付時間内に取りに行く」「人事からのプレッシャー」など、タスクが膨れ上がることに…。
こんな栗の防止におススメしたいのは、「未来の自分への置手紙」です。
――そんな申し送りを、その時期のスケジュールページに付箋でペタリ!
過去の痛みや必要なパワーが把握できて、アクションに移りやすくなります。
◎複雑:何から手をつけるか分からない系
大粒の栗の特徴は、「多くの判断が伴う」こと。
プロセス自体は調べたりタスクを細分化すればイメージが付くことは多いですが――そのそれぞれに「自分の判断」が求められるのが、憂鬱さを生んでしまう要因。だからこそ、「判断の基準」を準備しておくことがポイントになりそうです。
◇フリマアプリの例
活用している人も多いフリマアプリですが、改めてステップを分解してみるとこんなに手間が!
その最初の工程「販売条件を決める」だけでも、上記のような様々な検討が頭の中で行われています。
吹き出しの中の赤字についてだけ抜き出して考えてみると・・・
3つの問いの中にも、いろいろな検討事項が付きまといます。
フリマに出品するたびに「どうする?」とゼロから考えると、どれだけの手間とエネルギーを削がれることか……。栗がたまっていくのも納得ですよね。
言い換えれば、毎回発生するこれらの問いに対して、自分なりの「基準」さえ用意しておけば、大粒の栗は中粒・小粒へと化ける可能性もあるかもしれません!
◇大粒の栗への「すぐやるTips」!
ここまでご紹介してきた通り、予め決めるべきことをまとめフォーマット化しておくことも有効ですが…もう一つ効くのが「仲間を巻き込む」こと。
自分軸手帳部やSNSなどで公に宣言すると「私も一緒にがんばります!」という人が集まってきたりすることも。
あるいは、仲間と共に作業や報告をしあう場を用意すると、他人の目が程よい強制力となり遂行に結びつくという効果も期待できます。
●繰り越し撲滅=自分と向き合う行為
様々な経験談やTipsをシェアしてくれたりくさんが、最後に参加者に送ったのは、こんなメッセージ。
「脳の構造は変えられないけれど、自分を理解し工夫することはできる。繰り越しタスクを集めて、『何を面倒に感じているのか、悩んでいるのか』を見つめてみると、気づきや解決のきっかけになることもあるのでは」とりくさん。
栗を次々と拾ったりくさんの姿が、参加者のワクワクや新たなやる気へとつながるイベントでした!
■イベント終了後の声
※ご本人の了承を得て掲載しています。
◆おしまいに
自分軸手帳のコミュニティ「自分軸手帳部2023」は入部を締め切りましたが、手帳やグッズは引き続きご購入いただけます。
2023の足音が聞こえてくるこの時期。
今回のイベントをご参考に、いつの間にかあちこちに散らばった栗たちを拾って2022を締めくくり、すっきりした気持ちで新たな一年を迎えてみてはいかがでしょうか?
その傍らには、ぜひ自分軸手帳もご一緒に!
みなさんのご購入をお待ちしています!
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