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自己啓発書の正しい読み方!ただ実践すればいいというわけではない

どうもこんにちはGです。今回は成功したい人の自己啓発本の正しい読み方についてお話をしたいと思います。

前回は自己啓発本を読む上でやってはいけないダメな読み方をお話しました。

自己啓発書のダメな読み方! やってはいけない3つのポイント

素直すぎる読み方、ひねくれた読み方、テクニックを求める読み方、この3つがいけないという内容でしたね。

では今回は、成功したい人がどういった読み方をすればいいのかをお話したいと思います。

情報を咀嚼しよう

まず大事なのは、その本に書いてあることの一番のエッセンス(本質)の部分を読み取ることなんですね。

作者と読者は別の立場の人間なので、自分がそれを使うなら、もしくはその環境にもし自分が置かれたらどう考えるだろうかとか、その間を埋める部分を自分で考える必要があるわけです。

これが情報を咀嚼するということなんですね。

咀嚼して飲み込んで吸収する。自分のものにする。これは自分の頭を使ってやるしかないんですよ。

例えばですけど、成功法則のそのストーリーの中で、この人はこんなひどいことがありました、だけどゴミ拾いをして、そのゴミを売って生計を立てて、立ち直ったという話があるとします。

そこでテクニックばかり追い求めてしまうと、「じゃあお金をかけずにタダで手に入るようなもので商売すればいいのか」って思ってしまうわけですね。

でもそういうリサイクル事業が美味しいというのは、もうみんな気付いちゃったから、今から参入なんかできるわけないんですよ。

そうやってタダで手に入って、タダで美味しい思いができるんだったら、苦労して空き缶を集めてる人なんかいないですよね。

ならそこを真似するのではなくて、その状況に陥った人が、今できることから考えたとか、今の自分に出来る範囲のことをしっかりやったんだな、というところに目を向けないといけないんですよね。

だけどリサイクルがいいのかとか、支払いを後にするテクニックがあるのかとか、こういう補助金があるのか、こういう風にしたらいいのかみたいな事になりやすいわけですよ。

そこを2匹目のドジョウを狙って、真似したところで意味はないので、著者が上手くいったこと、上手くいかなかったこと全部含めて、自分だったらどう使えるだろうか、どのように応用できるだろうかを考えてみるんですね。

つまり今の自分に使える形にカスタマイズできるように考える行為が一番重要なわけです。

相手の意図を理解する

その行為の時に一番大事なことは、「結局、何を言いたいのか」という相手の意図を理解することなんですね。

意図とか本質を理解することができない人は、どんなビジネスやってもどんな人間関係でも上手くいかないんですよ。

冗談みたいな話ですけど、例えば「お水ある?」って聞いたら、本当に「あるよ」とか「ないよ」って言っちゃう人がいるんですよね。

これってお水があるのかは聞いてないじゃないですか。持ってきてとか、ちょうだいっていうことが言いたいわけですよね。

当然、そういう状態だと何も成功できないわけですよ。

「お水ある?」って言われた、今この人はお水が欲しいんだなと考える。なぜお水が欲しいんだろう、あ、薬を飲みたいのか、じゃあコップに入れた方がいいなとか、氷は入れない方がいいなとか、色々考えられるわけですよね。

もちろん、とりあえずお水を持っていけばいいっていう風にテクニック的に思い込んでしまうのもいけません。

実は、相手は水やりのためにバケツの水が欲しい場合だってあるからです。

結局、その場の状況とかを見極めて考えないといけないわけですよ。

だから何をしたらいいという答えを求めることは非常に危険で、求めたところでしょうがないんですよ。

その答えに繋がるための考え方、方程式を学びましょうということです。

考え方にフォーカスする

まあこれは数学とか、学校の勉強も一緒ですよね。教科書に載っている答えを一生懸命暗記してもしょうがないわけです。

それよりも方程式を理解して、自分が問題を解けるようにすることが大事ですよね。

それとまったく同じで、自己啓発本を読んだときは、書かれているテクニックとか方法を学ぶんじゃなくて、どう考えるべきなのか、どのように受け取ればいいのかという考え方の基本の部分にフォーカスするべきなんですね。

それを自分なりに考えて理解できるようになるような読み方をすれば、成功に近付けると思います。

それでは本日は以上となります。ありがとうございました。

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