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場づくりの勉強として「星のや軽井沢」に泊まってみた

「自分と向き合う時間」を提供したいじぶんジカンでは、既にそういう取り組みをしているいくつかの企業・お店をベンチマークとして、いろいろ研究しています。

そのひとつが、星のやリゾート。

行ったことがなくても「きっと静かでゆったりとできる空間なんだろうなあ」と思えるほど、つくり方も魅せ方も素敵です。

星のや創業の地である「星のや軽井沢」にいつか行ってみたいなあと思っていたのですが、ちょうど今は夫・岡本が人生の夏休み中で平日の安い時期に行ける…!

ということで先日、1泊だけしてきました。

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お部屋の様子とか、敷地内の雰囲気なんかは、公式サイトで見てみてください。(写真撮らなかった!)

イメージ通り、お部屋がゆったりしていて、読書や考え事をするのには最高の空間。

また、施設内は自然豊かで、のんびり散策するのも楽しい仕掛けがいたるところにありました。

泊まりつつ観察して、いつかじぶんジカンでも活かせそうなことをいろいろと頭にメモしてきたので、ココに少しだけ書き出してみます。

・ほかの客室の人と目線が合わないつくり
→ほかのお客様との視覚的遮りがある席づくり

・便利にするための「余計なもの」をあえて配置しない(テレビ・リモコンetc)
→日常とはちょっと違う場所をつくるために「普通はあるもの」をなくすというのもアリ

・世界観の徹底、没入感
→星のや軽井沢は「集落」という設定で、スタッフの人も「村民」のような出で立ち。集落を歩いていると、気軽に話しかけてくれる。
→もてなす方/もてなされる方の垣根は良い意味で誇張しすぎず、一緒に場づくりをしている感じも良いかも

何よりも、従業員も宿泊客も全員が「ここはゆったりする場所」という共通認識があるのが、強いなあと感じました。

あと、いろんなプラスアルファのサービスも嬉しかったけど、夫に「この1泊で一番感動したのは?」と聞いたら「星がきれいだったこと」と言っていたので、サービスはもちろんだけどロケーションにまさるものはないな、と思いました(笑)。

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もちろん、接客の距離感とか、場の雰囲気づくりとか、「なるほど!」と思うことがたくさん。

今後のじぶんジカンに、何か活かせるように頑張ろう。

***

最近気づいたのだけれど、わたしは「空間」にとても興味があるようで。例えばカフェに行っても「コーヒーの美味しさ」より「そこの空間の快適さ」のほうが気になるみたい。

そういえば、大学で入っていたゼミのテーマも「空間の社会学」だったな、なんて今さら思い出したり。

他にもベンチマークにしたい「空間」がいくつかあるので、今後も機会を見て訪れて研究していきたいな。




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