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ゲームみたいに楽しい授業、「そろタッチ教室」を見学 日本ゲーミフィケーション見聞録vol1

 「そろタッチ」は、iPadを使ったそろばん式暗算方で自宅で学習可能。週に一度、生徒たちが学習成果を見せる場が「そろタッチ教室」です。

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その一つ「飯田橋ラボ校」を見学に行ってきました。

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教室に入ると、7人ほどの生徒が個々の机でiPadに集中し、前面のスクリーンにはリアルタイムで全員のスコアが表示されています。名前、正解数、かかった時間、達成レベル、順位など。目標をクリアすると「やったあ!」と立ち上がる児童の歓声と、ファシリテーター役の先生の「おめでとう!」の称賛。生徒のモチベーションは上がりまくりでしょう。

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後ろの壁に貼られた紙のレベル表や、レベルアップする毎にもらえる特製缶バッチなど、アナログ要素もたっぷりです。

ゲーミフィケーション6要素に当てはめると、

能動的な参加・・・ゲームに参加(競争や自己スコア更新)。教室を目指して自宅で練習。
称賛の演出・・・ アプリ内でほめられる。先生からリアルにほめられる。
即時フィードバック・・・スコアがスクリーンにリアルタイムに表示。
独自性の称賛・・・ 大きなアクションで喜びを表現。
成長の可視化・・・ 自己スコア更新。レベルアップ。壁に貼られた紙のレベル表。レベルアップする毎にもらえる特製缶バッチ。
達成可能な目標設定・・・ 授業内で何十もの正解。複数のゲームで競い合う。個々の進捗によるが約1ヶ月でレベルが一つ上がる。

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デジタルとアナログを融合させた、ゲーミフィケーション満載の授業でした。

橋本 恭伸さん(株式会社Digika社長)のお話では、「ここまで作るのに4~5年かかっているがまだ発展途上。ほぼ毎月新しい機能を配信。楽しみながら継続できる仕掛で、子供の能力開発を。世界中に届けたい!!」とのこと。今後がさらに楽しみです。

■ 新!暗算学習法「そろタッチ」と「そろタッチ教室」
https://www.sorotouch.jp/

※3枚目以降の写真は、Digikaより提供頂きました。

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