【社員インタビュー】飲食店と一緒に"売れる弁当"を作る。店舗開発の裏側に迫る！

株式会社くるめし

2022年6月6日 11:34

今日ご紹介するのは、日本フードデリバリーの店舗開発の久野(くの）さん。
この記事では、お弁当経験ゼロの飲食店と二人三脚で商品開発を行い、埼玉県で月間200万円以上売れた大ヒット弁当「越谷八十吉」裏側を明かします。

日本フードデリバリーの店舗開発の仕事って何をするの？仕事のやりがいは？など、入社4年目の久野さんにお話しを伺いました。

久野さんプロフィール
ダイニングバーの経営＆調理、飲食店コンサルタントを経て2019年9月に日本フードデリバリーに入社。飲食業界15年の大ベテラン。プライベートでは一児のパパ。

－久野さんのご経歴を教えてください

元々15年くらい飲食業界に携わっており、洋食を作ったり、ダイニングバーの経営を行った後、飲食店コンサルティングを行い2019年9月に日本フードデリバリーに入社しました。

－なぜ日本フードデリバリーを選ばれたのですか？

飲食店はお客様との距離も近く、お店を通じてできるコミュニティという場が好きだったのもあるのですが、次のステージとして15年間携わった私の経験を活かせる場を探していたところ日本フードデリバリーに出会いました。

－今やっているお仕事を教えてください

現在は飲食店と一緒に「くるめし弁当」サイトに掲載するお弁当のメニュー提案をゼロからやっています。くるめし弁当は“顧客体験”を一番に考えているので、お客様にとってどんなお弁当が喜んでもらえるのか、過去の成功事例や売れるノウハウを提案させていただいています。

－今回、久野さんが担当された越谷八十吉が大ヒットした要因はどこにあるのでしょう？

私も昔は飲食店の料理人と経営をしていたので、飲食店の辛さや過酷さが痛いほど分かっていました。なので、越谷八十吉の努力やこだわりに深く感情移入してしまい、「絶対にお客様に求められるお弁当を作る」と気持ちが強くなったのが一番の理由ですね。また3人とも同い年ということもあり意気投合しました。

ー越谷八十吉の商品開発をする中で最も力を入れたところは？

通常は私で8割メニューの提案をさせていただくのですが、越谷八十吉に関してはオーナーとシェフと私の3人でゼロベースから商品を作りました。神奈川から越谷まで何度も足を運び、容器の選定からコンセプト決めなど顔を付き合わせて打ち合わせをしました。3人が同じ方向を向いて「お客様のためになる良い商品を作ろう」という気持ちで取り組めたのは大きかったです。

越谷八十吉のお弁当は、魚を炭火で炙って焼くなど調理方法もこだわっていらっしゃいます。本当に美味しく味には絶対の自信があります。だからこそ自信を持ってお客様に届けたいという思いも強かったですね。

実際に私も厨房に入らせていただき、オーナーとシェフと一緒に盛り付けをしました。加えて、1つのお弁当を作るときにお弁当のどの部分にどの食材をどんな角度で置くかなど配置決めに3時間使うなど、私とオーナーとシェフの3名が納得いくまで何度も何度も試作を繰り返しました。

ーその他でこだわった部分や、やりがいはありますか？

お弁当を作るときに、ご飯の上に海苔を敷いて副菜の味がうつらないように工夫したり、副菜を串に刺してフィンガーフードを作ったり、紅生姜やお漬物でピンクを取り入れて華やかにしたり、全ての食材の配置に意味を持たせて作っています。

私の職務はお客様に選ばれるお弁当を作ることなので、オーナーとシェフに協力いただいて細部までこだわり抜きましたね。またご飯は200g入っているので、見た目以上にボリュームがあります。

一番のやりがいは、お客様に選んでいただいて売上という数字を作れたことです。オーナーとシェフと3人で「越谷八十吉の知名度を向上させたい！」同じ方向を向いて一緒に作ってきたので、思い入れのある分喜びも大きいですね。

ーロゴにもこだわったんだとか？