坊さん
おばさんの七回忌に行った。
本当はもう10年も経つのだがコロナや何やらでやれずに居たのを3年遅れで行っなた。
京王線に1時間揺られ、急勾配の階段を登りお坊さんを待つ。
随分ニヤニヤしたお坊さんがやってきた。
このお坊さんが馴れ馴れしと言うか、何ともやりずらかった。
一度だけ"おりん"を落としてテンパるお坊さんに親族一同がざわついたぐらいで滞りなく供養が終わった。
あとは一族だけで思い出を語り、景色を楽しみたいところに…
「私は最後まで居ますから😊」
「こんな機会なかなか無いですから、お水が無くなるまでお墓を掃除しましょうね😊」
「写真撮ります?撮りましょう!折角集まったんだから😄」
善意なのだろう…
悪意はないのだろう…
宗教的な知識はあまり無いが…
「お坊さんに失礼のないように」
「お坊さんは立派な人なのだから」
洗いすぎて墓はびしょびしょだし
腰の悪い爺さん婆さんが辛そうにしてるし
お墓で集合写真ってなんだよ…
くそっ…
ずるいぞ坊主。
あと、ずっとカバンから味ついてるタイプの水が見えてるんだよ!!
くっ…
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」
坊さんに説教する事は許されないのか。
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