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周りにある優しさや幸せを見つけられる人間でありたい。

「zoéちゃんがまた何か新しいことを始める時、いつでも応援に行きますから。」

え゛?


私にとって妹のように可愛い友人が、先日一緒にケーキを食べていたら、ふとこんなことを言った。

あまりにもびっくりして、「え゛??」と変な声が出てしまい、ケーキを落としそうになった。彼女には助けられてばかりで、お返しらしいことをしたことがない。だから「なんで?」と聞き返してしまった。

彼女はいつも「zoéちゃんみたいな人がこの仕事をやらなきゃダメだ。」と応援してくれた友人で、ボランティア活動などいつもサポートをしてくれていた。
未だ何も決まっていない宙ぶらりんな私を知っているのに、「応援に行く。」と、そんなことは当然くらいのトーンで言ってくれて、なんだか嬉しかった。

この話を先月会ったエステのお姉さんたちに話したところ、「私たちも行く。」とみんなが背中を押してくれた。


最近色々な人からありがたいサポートをいただいている。
そういうサポートが充実している街にたまたま引っ越してきたのもあるけれど、本当に優しいなぁと感じている。

先日就職についてのセミナーを受講した。
私が一番前の席でうんうん頷きながら聴いていたものだから、講師の方が「今日はこの人(zoé)のためだけに私は話をしようと思った!」とセミナー後に声をかけてくれた。
しかもその後わざわざ私に電話をしてくれて、一度相談にいらっしゃい!と予定まで組んでくれた。


社会と繋がっていたくて最近色々な会に参加をしているけど、誰も私のこんな生き方や過去を否定せず受け止めてくれた。嬉しかった。

なんだか色々なことが少しずつだけど動き始めているような気がしている。


私は今まで人からの優しさや小さな幸せがわからない人間だったと思う。

自分ばかりが辛くて、人からの優しさは当たり前くらいに思っていた、高慢ちきな女だった。

特にこの2年間は精神的にあまりに辛く、人を羨ましく感じたり、鬱陶しく感じたりして、色々な人間関係を絶ってきた。

いつも目標や幸せが落ちていないかと探していたけど、幸せは案外近くにあるんだなと思う。

私が見ないようにしていただけで、たくさんの人が優しく見守ってくれていた。

優しさに気づかなかったのは自分の愚かさ。
人が離れていったのも自分のせい。

だけどこれからは、頂いた優しさには「ありがとう」と言おう。直接伝えられなくても、心の中でいつも感謝の気持ちを忘れずにいようと思う。

そんな当たり前のことすらできてなかったことを恥ずかしく思いながらも、まだ人間として変わることができるとも信じている。

周りの小さな優しさや幸せに気が付ける人間でありたいと思う。






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