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10月11日イベント「子どもの立場から親権制度を考える」に参加した日に思ったことをつらつら。

10月11日池袋で開催された、「子どもの立場から親権制度を考える」というイベントに参加。

その日思ったことをノートにしておこうと思う。雑な文だけど自分への記録として。

私はこのような親権についてのイベントに参加したのは初めて。これまでにもお誘いをいただいたことはあったが、現役のシングルマザーであり、専門家でも支援者でもない私には、どうしても「敷居の高さ」が感じられ、参加させていただくことはなかった。

私のような立場の人間を嫌う当事者の人もいるかもしれない。そこに怖さがあった。でも、参加してみたら、それはただの妄想で自分の心が作ったちっぽけな敷居だった。

今回のイベントに参加したいと思った理由。

・予定が合ったという理由もあるけど、

・運営さんたちの温かい感じの人柄が普段のツイートなどを通して伝わっていて、

・豪華ゲストの方々のお話も聞きたいと思って、

・いい雰囲気の会にちがいないと思えたから。

予想を遥かに上回る、いいイベントだった。私の判断、正解だった。

参加してみてまず思ったのは、皆さんの熱意が凄いということ。議員の方々、弁護士の方々、記者の方々、当事者の方々。このままではいけない、変えないといけない、という熱い熱い気持ちが伝わってきた。

らんさん。子ども立場の方で、父親に会えなくなった被害者の方。自分のような経験をする子どもを減らしたい、という気持ちの熱さ。これって凄いことだと思う。子どもの立場で公の場に出て自分の経験を話すだけでも凄いのに、誰よりもエネルギーのレベルが高い!!圧倒された。

「子どもの立場から」というタイトルのついたイベントだったけど、あらためて自分の事例を振り返るきっかけになった。子ども気持ちどれだけ考えてきたかなぁ、もっと出来ることあったのに、忙しさにかまけてしてこなかったなぁ。でもうちの子はパパと離れたのが小学3年で、「会いたい」って言える年齢だったのはまだ幸運だった。1回だけだけど。激しく嗚咽しながら。激しい気持ちになったから言えたんだよね。普段の穏やかな時は思っていても口に出さないのかもしれない。

議員さんのお話からは、先進国では唯一の単独親権の国、という異常さをあらためて感じた。離婚して別居親になった方に「会えてますか?」という会話を投げかける異常さ。

という私も、異常だと感じるようになったのは、自分が離婚して親権問題に巻き込まれた経験をしたからこそ。離婚してなかったら、日本が世界でも珍しい単独親権の国だなんて、一生涯知らなかったかもしれない。さらにはツイッターやってなかったら、離婚した後も「離婚したら単独親権で当たり前」だと思ってただろうと思う。

比較するもの、他の選択肢なんかの知識がないと「異常」だと気が付かない。与えられたものを当たり前だと思ってしまう。

特にこの国って、革命で国民の権利を手に入れたり、人民の手で独立国家を作ったり、そういう欧米のような成り立ちじゃないし、上から与えられたものを疑問に思わず有難く受け入れる風潮が強い。この国は黒船くるか、戦争に負けるかしないと変わらないのかなと思ったり。

でも親権問題がこのままでいいはずない。何が正常で何が異常か、広く広く認知されて欲しい、そして「当たり前」を打破したい。

認知を広げるにはどうしたらいいだろう。友達や知り合いに話すと、結構な割合で、身近に引き離しに巻き込まれた人がいると教えてくれる。兄弟だったり、他の親族だったり。会えなくなった側の人や、子どもの意図に反した引き離しをしてる人が親族にいて心を痛めていたり。

でも、そういう話をしてくれても、その話から親権問題につながる人は少ないように思う。やっぱり「単独親権」が当たり前だと思ってる。日本だけ取り残されているなんて興味持って調べないから。巻き込まれた人でさえ、知らないのが親権問題。まして巻き込まれていない一般の人の興味を惹くのは大変なことだと思う。

そういう視点で見ると、昨今、大手新聞が記事に取り上げてくれたりしたことは多くの一般の人へ知ってもらうのにインパクトが大きいと思う。

夫婦どちらが有責とは言えないケースで親子が引き離されていたり、夫婦間では「被害者」の立場の人でも子どもに会えない、なんてことが現実にあるって、私がはじめて知ったとき、衝撃が大き過ぎて、ショックで頭が真っ白になるくらいだった。

人ってその立場にならないと見えないものがたくさんたくさん、あるんだなと思う。余談になるけど、コロナ期間の学校のオンライン授業。ただただ、ありがたいと私は思っていたけど、最近、聴覚障害のある子にはオンライン授業は困難なことだと知った。たまたまそれを知ったのだけど、自分では想像することが出来なかった。そういう社会の問題ってたくさんあると思う。

イベントの終わりに、その日の予定を終えたうちの娘が会場まで来た。イベント後の懇親会までの空き時間に、何の集まりかを娘に簡単にだけど説明した。娘「こんなに大人がたくさん集まって子どものことを考えてるの?すごいね」と。大人が真剣に子どものことを考えてる、子どもにそれを伝えるだけでもとても価値があることだと思う。

らんさんが言ってた。「いじめの辛さより誰も助けてくれないことの方がずっと辛い」。子どもたちに伝えたい。大人は真剣に子どものことを考えてる。そして助けようとしている。

懇親会。ツイッターで繋がってるたくさんの方々に会えた。オンラインとは違って、同じ空間にいるってだけで親近感を感じるレベルが全然違う。私もこの問題を「自分事」として捉えて、出来ることをやっていこうという気持ちが強くなった。一度イベントに参加するだけで、顔を見てみなさんと話すだけで、自分の中での興味の度合いが全然違う。

もっともっと興味を持つ人が増えて、おかしいと感じる人が増えて、司法や立法、世論や社会の当たり前が変わりますように。

最後に、運営の方々に深く深く感謝します。手弁当でこのような盛大なイベントを実施するなんて凄いことだと思う。志の高さや、熱い気持ち、利他の精神、触れさせてもらって勉強になりました。ありがとうございました。












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中学生の母。会社員。東京在住。
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