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経営体制を刷新 “新生ジェナ”で挑む、経営メンバー3人の決意とは

社内向けAIチャットボットサービス「hitTO(ヒット)」を提供する株式会社ジェナは、2020年5月22日に経営体制を変更、創業者の手塚康夫が代表取締役を退任し、新代表に五十嵐智博と木村彰人が就任しました。

今なぜ、経営体制を大きく変える決断をしたのか、今回はその経緯や新たにスタートする”新生ジェナ”の未来に向けた決意を3人に聞いてみました。

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東田:今回は社員代表として、私が3人に色々聞いていきたいと思います。皆さんよろしくお願いします!

3名:よろしくお願いします!


激動の14期を経てワンプロダクトに集中
ジェナの未来を考え抜いた末の大きな決断


- 早速ですが、今回の体制変更は正直とても驚きました。まずは率直に経緯を教えてください。

手塚:まずお話ししたいのが、ジェナは今期で15期目を向かえますが、大きな転換期を向かえているということです。創業から様々な事業に取り組んできましたが、これまでの、アプリの受託開発を中心とした戦略から、自社サービス中心の戦略に転換して、成長の柱となるような大きな事業を育てるという方針に切り替えました。そのきっかけとなったのが2017年のAIチャットボット「hitTO」のリリースでした。


この3年間で、これまで取り組んでいた事業の会社分割などを経て「hitTO」ワンプロダクトに絞りました。これは、ジェナにとって本当に大きな変化でした。

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- なぜ、hitTOに注力することにしたのですか?

手塚:複数の事業に取り組むことは会社の安定性に繋がるというメリットがある反面、経営資源の分散により1つ1つの事業を大きく成長させることが難しくなります。加えて、意思決定のスピードや会社の文化形成などはやはりワンプロダクトの方がパワーが出ます。そこで経営陣で話し合い、現在のジェナにおいては事業を絞り、集中して成長させるべきという結論になりました。

- なるほど。その変化が今回の体制変更に影響しているのでしょうか?

手塚:そうです。hitTOに集中していく、その上で会社や事業を中長期でどのように成長させていくのか、3人で相当な時間をかけて話し合いましたが、同時に自分自身を見つめ直すことも多く、その中で自分の個性や欲求を再認識しました。私は事業の立ち上げや、一般的に言われる「0→1」はとても得意なのですが、1つの事業に集中して長期的に大きく成長させて行くとなると、誰かにバトンを渡した方がいいかもしれない。会社として1つの事業に絞っていく中で、代表として自身の強みを活かしていけるのだろうか。これはこの数年、ジェナが大きく変化していく中で自分の中に芽生えた気持ちでした。

- その結果、体制を変更するという結論になったんですか?

手塚:そうです。五十嵐・木村とは経営チームとしてこれまで一緒にシゴトをしてきたので、各々の個性はよく分かっているつもりです。今後、hitTOの事業1本に絞っていく際には、2人の方が中長期でジェナやhitTOを成長させていける、今回の決断がベストだと思いました。

- いつごろから話し始めたのですか?

手塚:3人で話し始めたのは、昨年の10月くらいからですね。

- 考え抜いたご決断とはいえ、ご自身で創業された会社の代表ではなくなることは、なんていうんでしょう、寂しくないですか?

手塚:もちろん、ジェナに全てを注いできましたし、寂しい気持ちはゼロではないですよ。全体会議で発表した時、みんなへの手紙を読みながら泣いちゃいましたしね(笑)

- 聞いてる私たちも感極まるものがありました。

手塚:ただ、やはり1番重要なのはジェナの未来であり、hitTOの未来である。ここは全く揺らぐことはなかったので、自信を持ってベストな決断だと思っています。

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手紙


- 創業から現在まで色々なことがあったと思いますが、手塚さんにとって一番印象的な出来事は何ですか?

手塚:そうですね。たくさん思い出はありますが・・・。やはり、五十嵐と木村に出会ったことですかね。2人がジェナにジョインしたことで、ジェナは会社として大きな一歩を踏み出せたと思っていますし、何より私自身もとても刺激をもらいました。2人がAIチャットボットという市場やhitTOというプロダクトに込める思いや熱量は並大抵ではないですからね。

- 確かに、それは私も感じています(笑)。さて、気になるのは今後の手塚さんについてなのですが、ジェナとはどのように関わっていかれるのでしょうか?

手塚:今期は引き続き、取締役としてコーポレート領域を中心に管掌していきます。その中でこれまでの経緯なども踏まえて2人に代表業務を移管しつつ、来期以降のことは継続的に検討していきます。

- 何かジェナ以外でやりたいことはあったりするんですか?

手塚:個人的に興味のあること、チャレンジしたい分野などはありますが、現段階ではまだ明確にはないというのが正直なところです。まずはジェナの未来に向けてしっかりと新体制を軌道に乗せる、新しいことはそれからですね。


共同代表制で臨む新生ジェナ
プロダクト・ビジネスの両輪で「SaaS」と向き合う


- それでは、ここからはお二人にも話を聞いていきたいのですが、まずこれまでの役割を教えてください。

五十嵐:私はhitTOがリリースされる直前の2017年3月に入社しまして、事業責任者として立ち上げから携わりました。直近はCOOとして、セールス、マーケティング、カスタマーサクセスなど、ビジネスサイド全般を担当していました。

木村:私は2019年4月に入社し、CPOとして、開発=プロダクトサイドの全般を担当していました。現在は今期予定している、hitTOの大きなアップデートに向けて準備を進めています。

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- 最初にこの話が出た時に、五十嵐さんと木村さんはどう思ったんですか?

五十嵐:最初は正直、ホントに成立するのかなと。ジェナに入社した初日は、こんな日が来るとは全く思っていなかったですし、私は入社前からジェナとの関係はありましたが、当時から「ジェナ=手塚さん」というイメージが強烈にあったので。

- そうですね、私もそのイメージが強かったです。

五十嵐:ただ、hitTOの事業に集中していくことが決まった今日のジェナにおいて、これまでの歴史は置いておいて、本当の意味で今を第二創業期にしなければならない。その上では、どんな前提も排除して考えるべきであるという手塚さんの姿勢については共感できました。自分自身、hitTOの事業には、覚悟を持って取り組んでいたので、議論する中で気持ちを固めていったという感じですね。

木村:同感です。私はジェナにジョインして1年少しですが、会社のカルチャーを変えていくのは、とても難しいことだと実感していました。特にジェナは10年以上の歴史があり、確立されたカルチャーがあった中で、事業も受託中心から自社サービス中心へと大きく変わってきた。この変化はある意味、全く別の会社に生まれ変わったと言ってもいいくらいです。そして新たなスタートを切る上で、経営陣としては短期を成立させるだけではなく、中長期の成長に対して責任があります。もちろん私も入社時には全く想像していませんでしたが、新たな役割で責任を全うしていこうと決意しました。

- 先程、お二人の事業に対する熱量の話が手塚さんからありましたが、その熱量はどこから来るのでしょうか?

木村:私の場合、元々、チャットボット自体が好きだったんですよね。個人的に作ったりしていて。ジェナの入社に際した面接の時も、死ぬまでに自分がチャットボットになりたいって言った気がする。

- はい、意味が分からなかったです(笑)

木村:私の人生のテーマは「社会に差分を残す」なのですが、それをチャットボットの事業でチャレンジできることに本当にワクワクしてるんです。あとは、ジェナに入社してみんなの事業に対する姿勢に感動したというか。サービスを提供するということに対するプロ意識の高さはもちろん、ユーザーさんにも愛されていて。この環境で思い切りやりたいと素直に思いましたね。

五十嵐:私は前職でもSaaS事業の担当をしていまして、サービスの立ち上げから携わっていたのですが、市場の中ではかなり後発のサービスだったんですね。その経験から、信頼できる仲間と一緒に、自分たちで新しい市場を創って大きくしていく、いつかはそんなシゴトがしたいと強く思っていました。そんな中で、2016年の秋に手塚からリリース前のhitTOの構想を聞き、事業責任者としてジェナへの参画の話をいただいた際に、絶対にやってみたいと強く思いまして、そのままの勢いで今に至ります。

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- 今回、新たにお二人が代表に就任されましたが、なぜ「共同代表」なのでしょうか?

木村:hitTOの事業1本に集中していくという流れの中で、今後のジェナは「SaaS」と正面から向き合っていくことになります。その上で、ジェナが目指して行きたいのはビジネス側とプロダクト側が真の意味で両輪として機能していくことです。私自身ジェナに入社した理由の1つとして、この考えが五十嵐と強く一致していたことがとても大きかった。プロダクト側が価値を生み出して、ビジネス側がその価値を増幅してお客様に届ける。お客様の成功をゴールに据えるなら、どちらも等しく手段になります。しかし価値を提供し続け、会社が成長していく中で、この2つの機能が真の両輪であり続けることは意外に難しく、これは仕組みの問題だけではなくカルチャーが担う役割も大きい。今回、共同代表という体制を採用したのもこれを体現したいという思いからです。

五十嵐:この「真の両輪」というのが実際はなかなか難しく、私の実体験の中でも、売上などの数字を持っていて、尚且つ、お客様から直接ご要望をお聞きするという特性上、どうしてもビジネス側の方が強くなってしまう傾向が多くあると感じていました。もちろん、プロダクトはあるけれど数字に結び付けられないというパターンもあります。しかし、本当に強い事業、お客様に大きな価値を届け続けられるサービスというのは、ビジネス側とプロダクト側が、双方の役割を深く理解した上で等しく両輪である。私自身、木村と会う前から、そんなチームを実現したいと強く思ってました。このタイミングで木村と出会えたのは奇跡だと思いましたね。

変化をさらに加速する第二創業期へ
もう一度、ゼロから会社のカルチャーを作っていく


- 今後、ジェナをこんな会社にしていきたい!などの展望はありますか?

五十嵐:私たちは、hitTOというサービスを通じて、社内向けのAIチャットボットを利用するのが当たり前になる世界を作りたいと考えています。今は「nice-to-have」なものを「must-have」にしたい。その実現にはプロダクトの進化ももちろん重要ですが、それを生み出すジェナの「ヒト」も常に進化しなければならない。これまでのジェナで培われた良いカルチャーは残しつつ、変革すべき部分は変革していく必要があります。そこで、今回の経営体制の変更に合わせて、ジェナとして体現していきたい、行動指針となる「value」を刷新しました。

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木村:現在、経営体制の変更など、ジェナの過渡期であるからこそ、このvalueをまずは私や五十嵐が率先して体現することが重要と考えています。今後はhitTOのビジョンや、このvalueに共感してくれる仲間とのたくさんの出会いがあると信じています。

- ありがとうございます、最後に二人からメッセージをお願いします!

木村:日常の中で、ふと隣の人のスマホを覗いたら、hitTOという「相棒」と一緒に働いているのを目にする。そして、hitTOがそこに在ることで、その人の働く時間をよりExciteなものにし、その積み重ねが日本の働くことそのものに変化をもたらしている。そんなイメージする未来を現実のものにするために、社会やお客様のニーズと誠実に向き合い、サービスを共に創りながら、この世界に価値を産み続けていきたいです。

五十嵐:今回の体制変更は既存のお取引先の皆様をはじめ、驚かれる方も多くいらっしゃると思いますが、ジェナとしてのポジティブな判断・変化であると受け止めていただけたら嬉しいです。そしてもちろん、未来において、そうだったと理解していただくためにも、全力で会社として成長して行きたいと思います。新生ジェナ、hitTOの今後の展開に、ぜひご期待ください。

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2020年5月22日、新たなスタートを切った株式会社ジェナ。今後の歩みに、ぜひご期待ください!最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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