桜の園

著者:アントン・チェーホフ

岩波文庫

発表年:1904年
翻訳:小野理子

<あらすじ>

南ロシアの5月、美しく咲いた桜の園に5年ぶりに帰ってきた当主ラネーフスカヤ夫人。思い出に浸る彼女を喜び迎える屋敷の人びと。しかし、広大な領地はすでに抵当に入り、まもなく競売にかけられる運命にある。さまざまな思いの交錯するなか、いよいよその日がやって来た…
チェーホフ最後の、そして最も愛されてきた戯曲。〈新訳〉