河原町ルヴォワール

著者:円居挽

講談社文庫

発行日:2014年3月4日
発行元:講談社BOX

<あらすじ>

最強の女、死す。どんでん返しに次ぐ、どんでん返し。
1行も見逃せない、法廷ドラマが始まる。

京都・賀茂川と高野川が合流する鴨川デルタ。瓶賀流が目撃したのは、濁流に呑み込まれる友人、龍樹家当主・龍樹落花(たつきらっか)の姿だった。下流で発見された落花の遺体。死の謎を巡って私的裁判・双龍会が開かれる。落花の妹・龍樹撫子は、兄・大和を姉殺しの真犯人として告発、弁護役の元恋人・城坂論語と対決することに。一方、龍樹家の龍師・御堂達也と瓶賀流は、落花の死の謎を探るうち、京都一の権力者・黄昏卿と遺伝子研究の病院との関係を掴む。双龍会で暴きだされる真相とは―?同門対決の掟を破った禁断の双龍会が始まる。
「ルヴォワール」シリーズ最終章!