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歌野晶午

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2023年5月の記事一覧

葉桜の季節に君を想うということ

著者:歌野晶午 発行日:2003年3月30日 発行元:文藝春秋 本格ミステリ・マスターズ <あらすじ> かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。いつものようにフィットネスクラブで汗を流していた成瀬将虎は、ある日後輩の芹澤清から、彼が密かに想いを寄せる久高愛子の相談に乗ってほしいと頼まれる。愛子は、家柄の手前警察には相談しにくいので、轢き逃げに遭い亡くなった祖父が、高額で布団や健康食品を売りつける悪徳商法業者・蓬

そして名探偵は生まれた

著者:歌野晶午 発行日:2005年10月 発行元:祥伝社 <あらすじ> “雪の山荘” “絶海の孤島” “曰くつきの館” 圧巻の密室トリックと驚愕の結末に瞠目せよ! ボーナス・トラック「夏の雪、冬のサンバ」を収録。 影浦逸水は、下世話な愚痴が玉に瑕だが、正真正銘の名探偵である。難事件解決のお礼に招かれた伊豆の山荘で、オーナーである新興企業の社長が殺された。雪の降る夜、外には足跡一つなく、現場は密室。この不可能犯罪を前に影浦の下す推理とは? しかし、事件は思わぬ展開に……

世界の終わり、あるいは始まり

著者:歌野晶午 発行日:2002年2月21日 発行元:角川書店 <あらすじ> 東京近郊で連続する誘拐殺人事件。誘拐された子供はみな、身代金の受け渡しの前に銃で殺害されており、その残虐な手口で世間を騒がせていた。そんな中、富樫修は小学六年生の息子・雄介の部屋から被害者の父親の名刺を発見してしまう。息子が誘拐事件に関わりを持っているのではないか?恐るべき疑惑はやがて確信へと変わり…。 既存のミステリの枠を超越した、崩壊と再生を描く衝撃の問題作。