見出し画像

両側卵巣摘出による外科的閉経からくる更年期症状はきつい⁉️



更年期障害とは

更年期とは“生殖期(性成熟期)と非生殖期(老年期)の間の移行期のことで、卵巣機能が減退し始め、消失するまでの時期”をいいます。

更年期の年齢は、一般的に閉経前後の5年間、合計で10年間をいいます。閉経*の年齢は個人差が大きく、40歳代前半に迎える女性もいれば、50歳代後半になっても迎えない女性もいるため更年期の年齢は個人差があります。

メディカルノート


自然閉経と外科的閉経

自然閉経の場合、
閉経期(45歳から55歳前後)に卵巣機能が低下していくことにより女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が徐々に減って、いろいろな更年期症状を認めるようになります。

自然閉経前に両側卵巣を摘出した場合は、準備期なくいきなり閉経状態となるため、自然閉経からくる更年期症状よりも症状が強く表れる傾向にあります。


自然閉経で迎える上位10の更年期症状

ある報告によると、自然閉経の上位10個の更年期症状は以下のようになっています。

1.易疲労感(身体)
2.肩こり(身体)
3.物忘れ(精神)
4.神経質(精神)
5.イライラ感(精神)
6.くよくよ(精神)
7.発汗(身体)
8.冷え(身体)
9.不安(精神)
10抑うつ(精神)
*(身体):身体的症状  (精神):精神的症状


自然閉経の場合、
易疲労感・肩こりといった身体的症状と、
神経質・イライラ感といった精神症状が
4:6 の割合となっており、
やや精神症状が多い傾向にあります。

冬城産婦人科医院 院長コラム


外科的閉経で迎える上位10の更年期症状

外科的閉経の更年期症状上位10個は、以下の通りです。

1.肩こり(身体)
2. 発汗(身体)
3.ホットフラッシュ(身体)
4. 易疲労感(身体)
5.物忘れ(精神)
6.腰痛(身体)
7.頭痛(身体)
8.関節痛(身体)
9.意欲の欠如(精神)
10動悸(身体)


自然閉経と異なり、外科的閉経の場合は
身体的症状と精神的症状の割合が 8:2 であり、
圧倒的に身体的症状が多くなっています。
特に、肩こり、発汗、ホットフラッシュが多いのが特徴的です。

冬城産婦人科医院 院長コラム


徐々にホルモンが減っていく自然閉経と違い、
外科的閉経はそれまで出ていたホルモンがある日突然ストップさせられるってことですから、
身体症状が出るだろうことは想像つきますね。

ただ、理屈は分かったとしても
実際その状況におかれるのは不安で、辛いものです。


両側卵巣摘出術を受けた私の場合


結論から言うと…
特に気になる症状は出ていません❁¨̮

これ、すごいluckyなことと思ってます🍀


術前後、
何度かDrに更年期症状について聞きました ᕱ⑅︎ᕱ"

早い人だと、術後数日…10日間の入院中に症状が出てくる人もいるそうです。

いったいどんな症状をどの程度な感じで迎えないといけないのか、不安でした☁️

上記に載せた外科的閉経出迎える10の更年期症状に合わせてみます✎*

1.肩こり → なし(ただし、もともと首や背部は凝り性)
2. 発汗 →
動いたり炎天下散歩では汗かくものの、室内エアコン稼動なしでもサラサラ。じんわり寝汗かいてることもあるけど、エアコンoffで就寝派。
3.ホットフラッシュ
→ なし
4. 易疲労感
→ なし
5.物忘れ
→ 悪化はなし(笑)
6.腰痛
→ なし
7.頭痛
→ なし
8.関節痛
→ なし
9.意欲の欠如
→ なし
10動悸
→ なし


加えて言うなら。。
更年期は肥りやすい とか 更年期太り とか聞きますが、
私の場合は術前後で食事も運動も特に変わってないのに体重-3kg🐥⸒⸒

敢えて肥りたいとは思いませんが、
もともと細身だからこれ以上は落とさないように。。


こんな感じで、症状は人それぞれ。
なので、
今現在あるいは今後 外科的閉経を迎えることになるかもしれない方、あまり恐れすぎないで下さいね(˶' ᵕ ' ˶)

まぁでも私の場合は、外科的閉経といっても
51歳ですから… 自然閉経に向かっていた最中で、
“閉経前後10年ほどを更年期という”からすれば、更年期真っ只中というのもあったんだとは思いますが。

とりあえず、
今のところ心配したようなことがなくてひと安心✿*:
ストレスフリーな生活をしているからってのもあるかもしれないので、仕事を始めてまた変わる可能性もありますが💦


更年期症状がきつければ、ホルモン療法とか漢方薬処方してもらうこともできますから、我慢しないでDrに相談しましょう!!






この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?