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文系大学院試験【試験編】

さて、今回は試験編。
今年は特にコロナウイルスの影響もあって、例年とは全く違った試験体制となったため情報が全くなかったのが正直なところ。


今回受けた大学院では、試験ではなく、事前課題という形がとられた。
学校から課題が送られてきて、それを1週間以内に提出するという内容。
辞書もネットも教科書も使い放題の異例の試験ということであった。
ということもあり、そこまで対策はしなかった。

ドイツ語の復習

とは言いつつも、やっぱり少しはやらないと落ち着かない。
そこで、まず始めたことは復習で特に文法に力を入れた。
進路を迷っている中で大学院試験を決めたということもあり、ドイツ語はほぼ忘れていた。

TOEICにも力を入れて勉強していたため、完全に頭は英語モード。
そのため、去年取得したドイツ語検定2級の文法を一から総復習。
読解はゼミの毎週の課題で精読をやっていたから、そのまま継続。
ドイツ文学史に関しては、狙われそうな宗教戦争時代、第二次世界大戦時代の歴史と文化を教科書を使ってさらっと読み返した程度だった。

過去問を入手

入試要項には一切記載がなかった(というか見つけられなかった)が、大学のホームページを見ると過去問の案内があった。
しかし、それに気づいたが試験1週間前。

情報収集は抜かりなくやることをお勧めする。

ちなみに、今回は大学に問い合わせて郵送してもらう形だった。
また、情報が少なかったということもあり、上智大や早稲田大の過去問を解いたりした。

ただ、結論から言うと今年が特例の試験ということもあり、過去問は正直いらなかったというのが感想である。

事前課題

募集要項にはこのような記載があった。

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実際の試験については、大問が3つ。
ドイツ語で書かれた長文が2つに、英語の長文が1つという構成。
文章は比較的短く、難題な問題はなかった。

テーマとしては、『難民』『市民が読み書き能力を得るまで』『ドイツ古典主義』であった。
要約の問題、知識を問う問題、文法など満遍なく出題された。

ただ、会場で受ける試験と違い、何でも参考にできるので難しいということはなかった。
一般的にドイツ語と英語を訳せて、それに関する知識を少し持っていれば解ける。

ただ、今後この試験体制は変わってくるかもしれない。

試験を通しての感想

今回は特殊な試験体制が取られて困惑もしたが、その変化が結果的にいい結果に繋がったと思う。
ただ、その試験方法によっては受ける大学院次第であることは忘れてはいけない。
知り合いの人たちは、みんな学校に行き、その場で試験を解く形だった。

過去問に関しても、傾向が見たい、解いて安心感を得たいという人にはオススメ。いずれにせよ、試験に関しては今後の世の中の動きで大きく変わってくると思う。そのため、『情報収集』が一番重要であると感じた。


続いては、口頭試問。
今回、個人的に一番やらかしたと思ったので、その体験談も載せたいと思う。

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