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まっさらの状態になってみる

CBBを卒業することとした。

気づけば学生部は2018年の3月から、事務局は2018年の9月から、今に至る。

短い期間ではあったが、色々なことを体験できた。

この経験は今後どこかで絶対に生きてくると信じている。


さて、CBBを卒業した後のことを考えてみた。

日本国内でのこと、カンボジアでのことなど。

結論としては、まっさらな状態になったということだ。


今までカンボジアにいるときは、自己紹介のはじめに

『”CBBで事務局インターンをしている”、祐汰です』

と名乗ってきた。

そうすると、カンボジアが長い人だったりトークンハウスの人は大体わかってくれる。

ある意味、自分を知ってもらうための玄関となっていたのがCBB。


でもこれがなくなった。

というか自ら取っ払った。


理由としては、色々あるがその一つが就活の準備をしていたとき。

ESとか、グループディスカッションで自分を説明するときに、

”NGOでのインターン”とか”学生代表”

と誇らしく使ってきた。


でも、実際に自分にあるのはCBBで活動をしていたという肩書だけであり、じゃあ実際に何ができるの?と聞かれても答えられない。

特に”学生代表”なんて高々と掲げたら、企業の採用担当は
「リーダーシップを発揮できる」
と感じるかもしれない。

実際にmatcherでもそのような謳い文句で、スカウトがいくつも来た。


でも実際の学生部の活動は、ほぼ皆無。

自分がよさこいとバイトを優先してやりたかったため、毎週のミーティングはなくなり、メンバーも少しづついなくなり、また募集してを繰り返してきた。

正直、リーダーシップなんてほとんどもってない。


でも、ESとか面接で学生部の話をする際は、”学生代表”とい言葉を使い、あたかもリーダーとして活躍できます、という自分を演じたこともあった。

でも、これは本当の自分ではないし、演じてもしわ寄せが後からやってくる。

エアライン学院の模擬面接では、具体的なエピソードのなさに自分が情けなくなったりもした。


じゃあ自分には一体何があって、どんなところが強みなのか?


自問自答したが、飾らない明確な答えは出てこない。

このままじゃ、やばい。

CBBの名前無しに、自分をもっと磨かなくちゃ。


こういう危機感からCBBを卒業する決心をつけた。


もちろん、CBBに将来骨を埋めて、働く。

国際協力を仕事にしたい。

とかなら、全然この状況のままでも問題ないと思う。


でも、自分は支援を仕事にしたくないとずっと思っていて、むしろもっと自分のやってみたいことはたくさんある。

今将来やってみたいことは、航空業界で働くこと。

そして、ドイツに住むこと。

今持ってる目標に向かって努力していきたいと思う。


現在はトビタテ留学JAPANを申請中で、もし選考が通れば来年から1年間カンボジアに行く。

もし通らなかったとしても、半年はカンボジアに行く。

そして英語とドイツ語を勉強する予定だ。

自らの目標に少しでも近づきたいと感じるからだ。


大好きなよさこい、バイト先、家族、そして日本。

多くのことを一度封印する覚悟はできている。

あとは、自分の中身をいかにもっとでかくするか。

何を自分に吸収することができるのか。

これが問題である。


次会う人には、なんて自己紹介しよう。

『立教大学の祐汰です』

これが一番しっくりくる。


CBBという、いろんな意味で自分を誇張させてくれた肩書。

これはもう自分には必要ない。

CBBへの感謝を忘れず新たな道を自ら開いていくのみである。






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