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検察は早く被買収者を起訴すべき!


 東京地裁は6月18日、河井克行元法相に対し「民主主義の根幹である選挙の公正を著しく害する極めて悪質な犯罪だ」と懲役3年の実刑判決を下しました。これより先の2月、妻の案里氏の有罪が確定し、当選無効となり、4月の再選挙では立憲野党の統一候補の宮口治子さんが自民の新人に3万4千票差をつけ勝利しています。
 克行氏の裁判では100人の被買収者全員のカネの受け取りは「買収」と認定しています。それなのに東京地検はいまだに被買収者を起訴していません。私は東京地検特捜部にほぼ毎週、「一日も早く起訴すべきだ」と要請の電話をしています。これには「個別の事件については答えられません」の繰り返しです。
 これは異常です。仮に捜査段階で司法取引があったとしても、権力に忖度したとしても、一日も早く起訴すべきだと思います。森友・加計事件、桜を見る会、そして河井大規模買収事件、検察を見る国民の目は厳しさを増しています。「検察をただす会」にならないことを願っています。
                  (河井疑惑をただす会・山根岩男)


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