VISA面接「圧迫面接!?」
東京は晴天です。これから一人で上野動物園に行こうと思っています。
@上野公園近くのタリーズコーヒー
実は昨日の午前中、赤坂にあるアメリカ大使館でビザ面接がありました。
2年前に来たときはJ-1ビザの申請で、今回はH1-Bビザの申請でした。
ビザの種類って数えきれないほどありますけど、
J-1ビザは、交換交流プログラムの一環で米国へ渡米する人に向けたビザで、
僕の場合は、ALLEXプログラムっていう日本語講師育成プログラムでした。
(このプログラムについて詳しくはまた別の投稿で)
今回のH1-Bビザは、いわゆる「就労ビザ」で
合法的に米国企業などで働くために必要なビザと説明すればいいでしょうか。
ビザの説明はここら辺にしておいて、
本題に入りましょう。
そうです。今日のビザ面接会場にて、
おもしろいことがありました。
なんと、、
圧迫面接をしかけてくるアメリカ人男性面接官(以下、P)がいたんです。
列に並んでいると、
Pの質問に答えていたAさんは全然英語が喋れない日本人中年女性で、
A:日本語、日本語。プリーズ。
P:What is the purpose of your visit?(なんでアメリカ行くねん?)
A:く、9月11日。
P:Purpose!!!
周りの人吹く。(笑) これはさすがに笑っちゃう。今日の日付ですらない。
てか、アメリカのビザ面接でその日付はまずいだろ・・・。
A:日本語、日本語。あ、観光!観光!
P:( ゚Д゚)・・・
P:・・・Ok. Your VISA is approved and your passport will be sent within 1 week. Next!!!
なんと、日本語オンリーでAさんビザ面接通る。(ゆるい)
ですが、Pの表情はスーパーサイヤ人並みに険悪でした。かなり恐い。
(他の受験者もおびえていました。)
僕は待ちながら心の中では、
「さっきのあれでパスできるなら、たとえPに当たったとしても大丈夫。」
「でも正直嫌や」→本音
当たる確率は3分の1。優しい口調で話す女性の面接官、笑顔が素敵な美人の面接官、
そして、P。。。
みなさん予想的中です。僕は神からの試練を真っ向から受け止める形でPのブースへ。
ゴクリ、ドキドキ、
僕:Hey. How you doing?(提出書類を手渡し)
P:Good morning. What is your job?
僕:I teach Japanese to undergraduate and graduate students.
P:Your students are good?
僕:Yeah, all of them are great!
P:Teach me Japanese.
僕:(What? 予想外の質問だ。。) Can you say "おはようございます"?
P:もちろん。日本住んでるからね。(笑)
僕:(いや、日本語話せるんかーーーい笑)
Right. So, I don't need to teach you Japanese.
P:What is favorite Japanese word or phrase?
僕:(うーん、話が脱線している気がする)「おもてなし」
P:Good. (僕:何がGoodやねん笑)My favorite Japanese word is 「窓際族」.
僕:I see.
(ん…。聞いたことはあるけど意味何だっけ。ここは逆質問してやろう)
What's that meaning?
P:You don't know the meaning?!
(Pニヤリと笑う=Japanese teacherなのにこんなことも知らんのか。)
窓際で植物みたいにボーッとして
大した働かずに給料だけしっかりもらう人たちのことだよ。
僕:I understand the meaning. I will teach my students that word, thank you!
P:You're welcome! Your VISA is approved.
Nice talking with you today and have a wonderful day!
圧迫面接を好むスーパーサイヤ人の心を開いてしまった。笑
面接と言うかただのおしゃべりでした。
みなさん、
ビザ面接は予想以上にちょろいので
気楽に受けましょう。
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