#estp #チェンソーマン #デンジ

チェンソーマンのネタバレ含みます!

 チェンソーマンのデンジ。デンジは第2部では高校に通い、自分を愛してくれる家族がいて、衣食住も確保されて、基本、平和な幸せ状態ではある。
 常識的ではない行動で人からバカにされているが、自分で選んでいるので満足。特に悩んでいない。
 普段自らバカにされる行動を選んでいるが、チェンソーマンになって人気者になりたい欲がある。人気者じゃなくてもモテればいいのかも。モテなくても彼女ができれば満足なのか、そこもまだ本人にとって明確ではないのかも。実際のところ、彼女はナユタが彼女のポジションになる気満々なので、自分自身が愛するという感情を知る事が真のゴールというオチがつくのかな???すでに家族愛も友人への愛も深いけど。恋もマキマさんで経験済み??書いてて混乱してきたけれど第二部はアサちゃんの物語だった。デンジはそのままのデンジで既に他者のヒーローになれるってとこなのかな。

 目先のseに翻弄されて、承認欲求なのか、深い感情を知って人生をより理解するのが目的なのか、見え難くなる。
 漫画の中では普通の幸せで満足なのか、もっと刺激が欲しいのか質問が繰り返される。
 たしかに、私もデンジと同じ悩みを感じる。家族がいて、仕事をして、趣味もあり、衣食住にとりあえず困らず、平和にノート書いている。なのに、なんかもっとやらなきゃいけない事があるんじゃないか?と駆り立てられる葛藤がある。しかも友達がいないから不安なのではなく、友達がいたら刺激が増えるでもなく、デンジみたいに(デンジのテーマも違うかもしれないけど)本質はもっと自分の問題なのかもしれない。他者理解とか。利他とか。


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