見出し画像

お洒落とは無縁な僕の生活(24)

 令和五年四月二日(日)

 午前中は台本を進める。久しぶりに捗った。書き方を変えたので、枚数はそれほどでもない。六枚である。しかし今までの書き方と同じように換算すると、だいたい倍くらいの枚数になると思う。つまり、今までの書き方での十二枚くらい。そう考えると、ずいぶん捗った。やはり朝スマホを見ないのが良いのだろうか。スマホは便利だけれど、集中力を削いでしまうことがある。これをどうにかできないかと思っていたのだが、とりあえず朝はすぐに見ないことにした。すると、捗った。これが続けばいいのだけれど、なかなかそうもいかないから困りものである。が、ともあれ仕事が捗らなくても、起床後すぐにスマホを弄らないのは、精神衛生上も良いだろう。なるだけこれからも続けていこうと決める。
 午後になり、久しぶりにアニメを見た。『異世界おじさん』と『便利屋斉藤さん、異世界へ行く』だ。普段はアニメをそれほど見ていないのだけれど、今回はつい面白そうだとクリックしてしまい、サブスクで見る。普通の異世界ものとは違って、趣向を凝らしてあるのが楽しい。やっぱりひねりは大事だ。どんな作品においても。
 夜。家族で寿司を食べに行く。久しぶりの寿司。ハマチ、サーモン、エビなど、好きなものを頼む。僕は軍艦が好きだ。甘エビ軍艦やまぐろ山かけ軍艦を食べる。寿司はいくら食っても飽きない。これがある限り、日本人は幸せだな、と感じる。
 帰ってきてから、友人と電話する。三ヶ月ぶりくらいの相手。絵を描く人だから、僕のパステル画を褒めてくれる。決してけなしたりしない。貴重な友人である。姉が結婚するらしく、その絵を描いていたとの話。見せてもらう。似顔絵稼業で食っていけるんじゃないかと思うくらいのクオリティ。こんな絵を贈ってもらうなんて、お姉さんは幸せだな、と話す。お互いに近いうちにまた会おうと約束し、電話を終える。人と話すと、いろいろ考えも整理される。やっぱり誰かに見せるのも大事だな、と考える。
 寝ながらふと考える。今日は久しぶりにパステル画を描かなかった。習慣になってきてるから、むずむずする。明日は描こう。新しい水彩紙も届いたことだし。これで僕は準備万端だ。

いいなと思ったら応援しよう!