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純ジャパ インター9年生 初のIELTSを受けてわかった「ホントの英語力」は

IELTS(アイエルツ)というちょっと日本ではマイナーな試験、ご存知でしょうか。

実はイギリスへの留学には欠かせないテストで、イギリスへの留学やビザ申請を目指す多くの人が受けるテストです。

実は書店に行けばTOEICや英検、TOEFLなどと並んで大抵の場合ちんまりと参考書が並んでいるのですが、どちらにしろ目立たないし、「そもそも何て読むの?」という方が大半かもしれません。

留学のための国際的なテストといえばTOEFLが有名です。
そして何を隠そう私が英国の大学院にうかった時も、IELTSではなくTOEFLで受かりました

留学のための勉強を始めた当初、私は留学先を米国にするか英国にするか、でまだ迷いがありました。TOEFLなら、米国の大学のほとんどが英語の能力をはかる指標として採用していて、英国でもそれなりの数の大学で採用しています。

一方IELTSを採用している国は主に英国と、元英国領だったオーストラリア・シンガポールなどの国々。米国へ行く際にIELTSでの結果を認めてもらえないことも当時はありました。
そのため、TOEFLを受けておいた方が選択肢が広いと考えTOEFLで受験をしていました。

今は英米に関わらず、ほとんどの大学等でTOEFLでもIELTSでも受け入れてもらえるようで、ハーバード、イェール、プリンストンなどのような米国の有名大学でもIELTSを英語能力を証明する試験として採用しています。


TOEFLとIELTS 日本人の気質に合うのは断然IELTS

大学院時代はTOEFLを受けた私ですが、数年前、ひょんなことからIELTSを受験しました。

何のことはない、「イギリスの大学院で博士号取得とかもあり得るかも!?」なんて気まぐれに思い立って受けてみただけです。(その後、大学院進学熱は、仕事の多忙化とともにスゥッと消えてしまいました涙)

TOEFLもIELTSも受けてみて感じたことは
「IELTSの方が気質に合う!」

でした。

なぜなら基本
・テストは紙ベース
・スピーキングテストはネイティブの試験官と会話をしながら行う

から。
日本の学校で紙ベースの教育に慣れている日本人からすると、IELTSの方が断然慣れたスタイルのテストです。

■TOEFLのデメリット
TOEFLでは、全部PCで回答をしていくため、途中で間違いに気づいて戻るのがものすごく面倒くさいです。

その上、個人の進捗度合いで設問がどんどん進むため、こちらがまだリーディングをしている最中に、隣でライティングのタイピング音がガチャガチャなり始めたり、スピーキングテストの音声吹き込みが始まったりします

シンガポール在住時にTOEFLを受けた時など、もう最悪でしたw 
ほぼ英語母国語のシンガポーリアンが、リーディングパートをさっさと終え、隣でベラベラ喋り始めている中、ノロマな私は一生懸命リーディング真っ最中。
おもわず隣の人に「シー!静かに!」って、言いそうになりました。

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