2.EE(論文)執筆【IB生あるある】
こんにちは、本日はIBDPの醍醐味ともいえるEE(課題論文)のあるあるをご紹介します。
簡単にEEを説明すると、履修した科目の中から一つ選び、
8000字の論文を書く
という探究活動です。ちなみに英語DPは4000単語が字数制限です。
詳しい説明はこちらの記事からどうぞ↓↓↓
今日ご紹介するあるあるはこの5つ!
①学問的誠実性がとにかく問われる
②定期的に進められない
③必要な文献が見つからないと詰む
④提出期限間近に執筆
⑤提出直前にデータ消える
あるある
①学問的誠実性が問われる
EEのルールの一つなのですが、盗用してないかなど厳重にチェックされています。
高校でやる小論文だと思ってないことを書いても大丈夫だし、
根拠が嘘でもぶっちゃけバレません。
しかし、EEは一つの立派な論文なので参考文献リストを作成し、書くこと全てを正当化します。
・何を読んでその考えに至ったのか
・その意見を主張する根拠は何か
・その根拠の引用元は信頼できるか
・引用元の著書はいつ発行されたか
といったことを明らかにしながら書き進めます。正直、やることが多すぎて疲れますが、大学生になるとこういうことが普通になると思います。予行演習だと思って取り組みましょう。
②定期的に進められない
EEはDP1年から始めるので実質執筆期間は2年です。
2年間も猶予があるので、時間をかけて取り組めるような気がしますが、なかなかそうはいかないようです。
残念ながら、パーキンソンの法則がはたらいてしまい、だらけてしまいがちです。
私の場合、定期的に進めると心に決めていても
「まだ時間があるからいっか」
と後回しにしてました。
私の実体験を逆手にとって短期間で終わらせるのもありかもしれません。
③文献が見つからないと詰む
どの教科を選ぶにしても、文献は必ず読みます。
逆に文献無しで執筆すると
「主観的」
と判断されるので点数は低くなると考えても良いです。
(実験データだけで執筆する人もいると思いますが、どこかの地点で先行研究を参考にしたり、実験方法を調べたりすると思うので文献は大事‼)
IBは「批判的」な思考力が重視されているので客観的な意見を提示するためにも文献は必要です。
こんなに文献が大事なのに、文献が見つからないとなると大問題です。
特に歴史選択者は、膨大な数の歴史書を読むので、トピックに関する本を見つけられないと執筆が進まなくなります泣
しかも、資料が不足していることを提出間近に気づくと本当に詰みます。
(私の友達がそうでした。しっかり提出して、良い得点取れてましたよ♪)
まずは十分な資料があるかどうか確認してからトピックを決めましょう‼
④提出期限間近に執筆
結局は提出直前に執筆作業に追われるんです。
時間はたっぷりあったのに
まだまだ時間はあると思ったのに
8,9月は毎晩目をこすりながらパソコンに向かいます笑
ちなみに私は8月中に執筆完了しました!
計画的に進めてて良かったと思ってます。
⑤提出直前にデータ消える
焦っている人、ギリギリな人に限ってなぜ起きるのですが、
データが突然消えることがあります。
毎年一人以上はデータをなくしてしまいます。
必ずバックアップを取っておいてください!!
私たちの学校で有名なのは提出直前に半分(4000字相当)が消えたという話です。ギリギリ書き終えたそうでしたが、何を書いたかあまり覚えてなくて本当に大変だったそうです。
最後に
本日はEEあるあるを記事にしてみました。皆さんいかがでしたか?
計画通りに進めてやると決めていても、怠けてしまうことがよくあります。そんなとき、自己嫌悪に陥るのではなく解決策を考えて、巻き返しを図りましょう。
私でもEE書ききることができたので、皆さんもできるはずです。一緒に頑張りましょう!