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「本当の望みを見つけるシナリオ〜外側と内側のジレンマを超えて」



私たちのマインドは日々、社会の常識や他人の期待に囲まれて生きています。経済的な安定、家族や周囲の評価、そして「成功」と呼ばれる社会的な基準。これらに沿って生きることが多くの人にとって当然過ぎて疑問も持たない事柄でしょう。だけどその枠組みの中で、自分の本当の望みを見失い、自分の内なる声が迷子になる瞬間がありませんか?

私自身、いつもそのジレンマに悩みます。自分らしく無理をしない生き方をしたいと強く願いながらも、現実の世界ではそれが難しいと感じてしまう。

冥王星が山羊座⇔水瓶座を行ったり来たりする⁈


この葛藤は、星読み的には特に冥王星が山羊座と水瓶座を行き来している今の時期において、多くの人が感じるテーマだそうです。山羊座が象徴する社会の仕組み、常識、ルールに対して、水瓶座は個人の自由、平等、権利を表します。この2つのエネルギーがぶつかり合うことで、私たちは「自分らしくありたい」という気持ちと「現実に折り合いをつけなければならない」という思いの間で揺れ動くことになります。

自分の本当の望みを追求しようとすると、どうしても社会的な枠組みと衝突する。「これをやりたいけど、お金も時間もない」「家族が理解するわけない」「こんなの周りにバカにされるよね」等等、私たちが無意識に抱えている思い込みや制限、いわゆる「社会の常識」が私たちの行動や選択に強い影響を与えていますよね。

でも水瓶座のエネルギーが象徴するのはこれらの制限からの解放。2024年11月以降、冥王星が完全に水瓶座に移行することで、私たちはこれまで以上に「自分の幸せの基準を自分で決める」ことが求められる時代に突入していきます。だからこそ、今のこの期間は、自分が無意識に囚われている常識や思い込みを見つめ直し、解き放つための大切な時期なのです。

迷路の中では迷うばかり
上からの視座を養おう

「手放し」のアプローチ

私がこのジレンマに悩む時、無理に答えを見つけようとせず、『今のこの瞬間』に集中することを試みます。悩みや葛藤を「ただ観察する」という視座を大切にして、自分の中にある不安や恐れを変えようと無理をするのではなく、「まずはそれを受け入れて観察すること」そして「なんでかはわからないけど、これが最善」と唱える事で、心が自然と軽くなって行きます。どうしても感情に飲まれるなら、いっそ飲まれて感情を吐き出すのもおすすめです。我慢するのが1番の毒になる。


また、社会の常識や他人の期待、未来への不安に対し、私たちは無意識のうちに囚われてしまいがちですが、それらはただの思い込みで、私たち自身の中で作り出しているものに過ぎません。これらの囚われを見つけ、少しずつ手放していくことが、自分の内面のホンネを知ることにつながります。

「このままだと未来に何か困難な目に逢うかもしれない」という恐れも、実際にはまだ起こっていない出来事。その未来を心配して、今の瞬間を犠牲にすることほど無意味なことはありません。次の瞬間はまだ何も決まっていない。今しかないとしたら自分は何をする?そう自分に問うてみる。外側に囚われた自分と内側にいる自分を統合させるのです。

結びに
自分の本当の気持ちを大切に生きるために


私たちは、常に「社会の常識」と「個人の自由」の間で葛藤しながら生きているというお話でした。でもこの葛藤は必ずしも悪いものではありません。それは、自分が本当に何を望んでいるのかに気づき、成長するためのチャンスでもあります。今こそ、自分自身の望みをしっかりと見つめ直し、周りの期待や常識に振り回されることなく、心の声に従って行動する時期なのかもしれません。

無理をしない生き方は、最終的に私たちを真の幸せへと導いてくれるはずです。そして、物質的な困難や外部からのプレッシャーがあったとしても、心の中の自由や内面的な満足感を優先することが、長い目で見れば最も豊かな人生をもたらすでしょう。何故なら、内面の感情が先で現象化は後だからです。

自分の幸せの基準を自分で決めること…。どんなに社会の常識が変わっても、どんなに外の世界が揺れ動いても、私たちの内なる望みは揺るがない。今というこの瞬間に向き合い、未来への不安を手放しながら、自分の道を進んでいくことが、今最も大切なことなんだと思っています。

今ココに集中する為によく言われているのが瞑想ですが、私は瞑想しようとするとすぐに眠ってしまうので、よほどエゴが強いのでしょうね😅

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