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煮沸消毒おもしろすぎる

2020年からの3年間、無地の白シャツか黒シャツしか着ていないことに気がついた。オシャレに関心がないのは寂しい人生と言われるかもしれないが、服を選ばなくて済む生活や、服にお金を使わないことで浮くお金のほうが今の自分にとっては大切だ。

白いシャツは気持ちがいい。麺類を啜るとすぐ汚れる。だから一見白シャツは不便に思うけれど、考えてみてほしい。ほかのシャツを着ていたところで、汁は飛んでいる。汚れが目立つか目立たないかの違いに過ぎないのだ。

僕は汚れているなら見えていてほしい。多少の汚れなら人目は気にならないし、白シャツは気兼ねなく漂白剤を垂らして洗濯すればよいのでわかりやすい。

◇◇◇

最近、下着が臭うことに気がついた。生乾きの匂いだ。洗いたては大丈夫だけど、少し湿ると臭いが発生する。ネットで調べると、洗濯で落ちきっていない皮脂汚れが繊維の奥深くに残っており、それが雑菌の温床になっているのだとか。

下着くらいまた買えばいいんだけど、破れるまで(あるいはゴムがゆるゆるになるまで)は履きたい。

皮脂汚れは煮沸で落ちると聞き、試してみた。

なるほど、パンツを茹でるのってなんか面白い。料理に使う鍋にパンツを入れるのは抵抗があるが、どうせ自炊など一年以上していないのだ。眠っていた鍋も活躍の場が与えられて喜んでいることだろう(多分…)。

パンツを菜箸で転がしながら茹でていると、不思議な気持ちになった。

死滅していく細菌の断末魔が聞こえた気がした。

しかも、グツグツの鍋は見た目のインパクトもある。なんかすごく効いてる気がする。

5枚ほどのパンツをしゃぶしゃぶして、それを改めて洗濯し、よく乾かした。

すると、臭いは全くしなくなった。

煮沸すごい…。布巾くらいはやったことがあるけれど、パンツでやることになるとは。でも気持ちいいからまた今度やってみよう。

煮沸消毒、おすすめです。

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