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ひとり暮らしを始めて、人との繋がりを強く感じるようになった

ひとり暮らしを始めて約1年。

家を出る時は「いってきます」なんて言わないし、当然「いってらっしゃい」なんて言ってくれる人はいない。

でも僕には毎日「いってきます」を言う機会がある

パンの配達の業務で、店を出る際に「いってきます」と言うのだ。

お店の人たちは「いってらっしゃい」「気をつけてね」と声をかけてくれる。

そして帰った時は「おかえり」と言ってくれる。

…余談だが、家族ではない人に「おかえり」を言われた時のベストアンサーが知りたい。

「ただいまー」というのも馴れ馴れしくてなんか違うし、「ただいまです」と言うのがいいのかな?

僕は「帰ってきましたー」を使っている。

閑話休題。

ひとり暮らしを始めたからなのか「いってらっしゃい」を言ってくれるのがとてもとても嬉しい。

人との繋がりを感じる。

もしかすると、家族と住んでいた時よりも強固に。

いつも利用するコンビニの店長さんにはすっかり顔を覚えられていて、僕にはタメ口で話してくれる。おっちゃんとお兄さんの間くらいの年齢の店長さんだ。

「今日は早いね」「お昼それだけで足りる?」「ありがとう」「お疲れ様」

これらの声がいつも嬉しくて、コンビニに行くのが楽しみなのだ。

口下手な僕は「ありがとうございます」や「はい、そうなんです」などの受け身な回答しかできないが、店長さんをはじめ、ここの店員さんたちには本当に救われている。

人を迎えたり、送り出したりする場所は家でなくてもよいのだ。

今はパン屋が僕の帰る場所。

最後まで読んでいただきありがとうございます。



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JAM
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