見出し画像

カナダ激辛日記 ついにメーカーへ問い合わせるの巻

ハイ。毎回誰からも需要のない世界一どうでもいい激辛日記です。今回はついに、あの!悪名高いヘクブルダックポックンミョンに挑んだというお話です。ヘクブルダックポックンミョンというのは、韓国の三養食品というメーカーから出ている「ブルダックポックンミョン」という汁なしインスタントヌードルのシリーズの中で、最も辛いといわれているフレーバーです。激辛界隈(?)とか、一部のYouTuberの中では結構有名だと思います。

↓私の好きなナドちゃんも苦しんでいます。

ネットで調べたところ、10,000スコビル値だそうです。といっても、それがどのくらいのものなのか、イマイチよく分からない。ただ、YouTuberの皆さんのリアクションを見ていると、半端なく辛いということだけはよくわかる。ていうか、チーズ味とか普通のブルダックポックンミョンもかなり辛いので、「2倍」を謳うヘクブルダックポックンミョンは、想像のつかない激辛なのであろう。これは期待が高まります。

ということで、翌日以降のお腹、Siriへのダメージを勘案して、サンクスギビングを控えた三連休にトライしてみることにしました。(カナダのサンクスギビングは10月でっす)具は、「傷みかけたマッシュルーム」と、「開封後何週間も経っているのに一向に腐らない謎のハム」です。加えて、牛乳に「これまた開封後数週間経過しているのに一向に傷む様子のないヨーグルト」を混ぜたものを用意。いかにも腹に来そうなものばっかりですが、どうせ腹は下るんだし…と、気にせず投入。お腹も冷蔵庫の中もお掃除です。

さらに、邪道かもしれませんが、出来上がり後のホカホカポックンミョンには、シュレッドチーズを混ぜ込みます。ああどうせヘタレだよ!

そして、いざいざ実食!

あれ、普通に美味しい。まあ、一口目はこんなものか。いつもの食べ慣れた甘めの味付けがまろやかに口中にひろがります。そして二口目。うん… 美味しい。しかし、このあたりから、飲み込んだあと、舌がピリピリと痛みます。でも、美味しい。口痛いけど。牛乳(+ヨーグルト)を時折飲んで口中を鎮静化させながら食べれば、普通に美味しく頂けます。恐れていたような、手先が震えるような辛さではありませんでした。ただ、口の中が痛いだけ。あと、鼻水が少々。予想外の食べやすさに、これホントに2倍のやつか?と、思わずゴミ箱に捨てたパッケージを確認してしまいました。

で、考えてみたんですが、①スープ無しなので、激辛でも食べやすい②熱々だとつらいので、少し冷ましたのですんなり食べられた③牛乳や、混ぜ込んだチーズなどの勝利 といった要因があるかと。

しかしだ。それにしたって、これはちょっと期待外れではないか。もっと、こう、のたうち回るような地獄の辛さではなかったのか?

するとなると、前にも書いたように、やはりカナダで販売されているブルダックポックンミョンは、韓国や日本で売られているものとは別物なのではないか?という疑問がムクムクと沸き上がります。やはり激辛不毛の地の民に考慮して、辛さを抑えてあるのでは?

というわけで、ついにメーカー様にメールをしてしまいました。「カナダで売られているものは、韓国や日本で売られているものとは別物なのではないか?」と。

そして、三養ジャパンのMさまから、非常に簡潔なお返事を頂きました。

「お問い合わせいただきましたブルダック炒め麺の辛さについて輸出国によって辛さの差はございません。」

だそうです。

マジか。

… そうなの?! 

でも、メーカーの方がそう仰るのなら、そうなのでしょう。

あとは自分の味覚とか、もちろんYouTuberの人たちは多少大げさにふるまってる可能性もあるからね。人によって感じ方が違うのは当然だし、そもそも自分だって、体調によって味覚は変わりますからね…

しかし、思ったよりはあっさり食べられたからといって、じゃあこれを常食したいかと言われると… やっぱり美味しく食べられる辛さっていうものがありますからね… でも元気がない時とか、なんかこう、いっちょテンション上げてやっか!という時には良いかもしれません。

(註:これまた銀河系一どうでもいいっていうか、誰も知りたくない情報かとは思いますが、食後の腹痛、及びSiriへの影響も、思ったほど多大ではなかったことを念のためご報告致します。でもやっぱり翌日が仕事の日は食べない方が良いでしょう…)

かわいそう、オモローw、もしくは頑張れ… と思ったらサポートをお願いいたします~