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無印良品のナプキンを買って使ってみた

この記事にはセンシティブな内容が含まれています。題名で「自分には関係ないかな」と思われた方は、読まないことをお勧めします。

最近無印良品の一部店舗とオンラインストアで発売になった、とあるものが話題になっています。

トップ画像のシンプルな箱に入っているのが、先日無印良品より発売された「生理用ナプキン」2枚入りの箱です。たった2枚のために随分立派な箱に入っており、そりゃあお高めの値段になるし環境に優しくはないなと言うのが私の見解です。

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これがパッケージ正面。いかにも無印良品でシンプルこの上ない。12枚入りは当然ながらもっと大きい。上の記事に画像が掲載されているが、コットンの箱に形がよく似ている。

中からまず羽つき21cmタイプを取り出してみよう。ここで一つ気づいた事がある。使用済みの製品を包み紙で巻いて捨てるときに、止めるためのテープがない。不便だが自然素材しか扱わないという方針の元に作られているようなので、まあ仕方ない。

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中を開封してびっくり。もしかして三十年以上前に造られた商品では無いかといぶかしく思ってしまいました。
ショーツに止めるテープが、現在主流の全面タイプではなく昔懐かしい2本のテープで固定するものです。ずれることはありませんでしたが、表面を覆うコットンが柔らかすぎて交換の際にはよれて破れていました。その代わりですが肌触りは抜群に良いです。
ではナプキンとしての性能はというと…… かなり頻繁に取り替えないと漏れやすいかと思います。実際注意書きにも使用について細かく書いています。

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上の画像を見てお気づきかもしれませんが無印良品のこの商品は、「大三株式会社」というオーガニックコットンを使用した生理用品を製造している会社のOEM商品です。関連会社に「コットンラボ株式会社」があり、そこの製品を元にしているのではないかと思われます。

こちらがその商品になります。

割とお手頃なお値段ですね! シンプルだけど可愛らしいうさぎさんに抵抗なければ、こちらの方がお得です。
入手出来る場所は多くないもののドラッグストアにも時々見かけます。ちなみに各種通販サイトでも扱っており、Amazon以外にも楽天などでも見かけました。
ノンポリマーにこだわらないのであれば、LOHACOで先行販売されている「エリス 素肌のきもち」の選択肢の一つに入れてみてはどうでしょうか。茶色のシンプルなパッケージで老若男女問わず使いやすいと思います。

つまるところ無印良品の高めな値段設定は、ロット数の問題とパッケージの代金によるものです。売れ行きが好調であれば無印良品お得意の「お値段の見直し」で安くなる可能性はあります。しかし、現状では話題が先行しているだけで売り場でもひっそりと化粧品コーナの一番下の棚に置かれている状況でした。
結局買いやすいものとして作られていても、生理用ナプキンに対する「隠しておきたいもの」という気持ちが会社側にも何処か有るのではないでしょうか。
衛生ゴム製品は割とさり気なく置いているんですけどね。

興味の有る方はまずは2枚入りから購入することをオススメします。
ちなみに私はその2枚入りの残りの1枚ずつを持て余している状況だ、ということだけお伝えいたします。

以上。

何やらサポートをすると私の体重が増える仕組みになっているようです