水谷頴介が考える神戸市について

200112

『ジュリスト増刊総合特集』1982年6月号より。

水谷頴介氏
「神戸・新しい三つのテーマ 町住区/インターナショナルカレッジシティ/メモリアルコミュニティ」

町住区
町住区とは、生活(住宅)と経済(職場・仕事場)が共存・交流している市街地構成単位でありこれからの都市の構成原理として重要と考える

一つ都市の中だけの部分的な存在ではなくて、同じ都市のなかの異業種的町住区との交流によって、常に新しい都市創造につながり、さらに他の都市の同類こ町住区とひろく交流して、より充実し、自覚してゆく。

インターナショナルカレッジシティ
神戸の町なかには多くの外国系教育機関が存在している。海外からの多くの子弟が神戸に勉学・研究にやってくる都市

メモリアルコミュニティ
戦災で焼け落ちてしまったかつての市街地の面影を現在に残る町角につなぎあわせる。
神戸に居住した谷崎潤一郎、村上華岳、香川豊彦をとおして景観精神史的アプローチで都市記念空間設計を試みる


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