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私の友人にとってインドネシアは遠くてよく分からない国だ

私がインドネシアに移住して働くことを友人に伝えた時、インドネシアという国について詳しく知っている人はほとんどいなかった。それは別には今でも変わらない。

かく言う自分もそう。それまでの人生でインドネシアについての情報に触れたのは、受験時の世界史の授業と、たまにテレビで特集する番組くらいだった(内容は全く覚えていない)。世界史も東南アジア史はメインではなく、しかもインドネシアだけとなると更に扱いが小さい。

普通に日本で生きている限り、単純にインドネシアという国についてインプットする機会は圧倒的に少ない。

でも、よくよく考えると、現在日本が承認している国の数は世界に195か国もあるらしいけど、インドネシアと同じくらい情報が少ない国は無数にあるよなと。

例えば、キリバス共和国。太平洋に浮かぶ島国で、33ものいろんな島が集まってできている国とのこと。実はこの国、世界で最初に太陽が昇る国ということらしいが、クイズ王でも目指さない限り日常生活でその国名を聞くことはないだろう。

多くの私の友人にとっては、インドネシアもキリバス共和国も同じ。わずかながらインドネシアの方が知名度はあるけど、どちらも共通して、普通に生きているだけだとインプットされる情報が少ない。

仕方ないので、「インドネシアは世界で一番イスラム教徒が多い国」などと説明すると、脊髄反射で「え?テロとかやばくない?」と返ってくる。本当にその脊髄ごと引っこ抜きたくなる心地だ。

でも、仮に私の友人がキリバス共和国に移住して、「俺、キリバス共和国に今いるんだよね!」とか言われても、自分もまともに反応ができないだろうから偉そうなことは言えない。イチかバチかで、「あー、南欧の国だよね?」と勝負をかけるくらいの度胸はあるけど。

ざっくりだけど、平均的な日本人の頭の中にある世界地図においては、米中韓+北朝鮮で7割を占められていると推測する。残りの2割はヨーロッパ各国で、後はまとめて「その他」だ。インドネシアなんて、1厘にも満たないだろう。

今の日本人にとってのインドネシアの重要性なんてそんなもんだけど、30年後には確実にその印象は変わっている。その時このnoteを見返してみるときっと懐かしく感じるはず。
(でも、30年後はちょっと長すぎるよね。それまでnoteあるかな。)

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インドネシア在住5年目の日本人ムスリム。日本で10年インターネット広告代理店で働いた後にジャカルタに移住。移住後はPT. Excite Indonesiaでインドネシア語メディアの運営。その後、インドネシア人女性と国際結婚して、一緒にジャカルタで起業。リモートワーク中心の生活。
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