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ゲストハウス 奥_④3人家族とアメリカ女子

みなさんご機嫌よう。もーやんです。

前回に引き続き、奈良の古民家『ゲストハウス 奥』を正直レポート。

一言で表すなら「何人とか関係なく、こどもを寝かせるのは大変」

○ゲストハウスのお部屋

ゲストハウス奥には、9畳の和室と、2段ベッドが1つあるツインルーム、2段ベッドが2つあるドミトリルームの3部屋あります。

和室の隣がお手洗いとシャワールーム、洗面台なので、夜中に使う人が居ると気になるかも。ヨーコさんから、シャワーは夜11時までと言われたけど、他のお客さんに配慮するためなのかも。

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ドミトリは、前も書いたけどベッドが広い。横120cmの縦210cmだから、背が高い人も安心して休めます。また天井が高いので、上の段に泊まった私も無意味に立って遊んだりしました 笑

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冬場は寒いけど、ヨーコさんが湯たんぽを用意してくれました。金属製の昔ながらの湯たんぽで、現存するのを初めて見ました(*´Д`)

ツインルームも、ドミトリと似た感じ。

○東京から来た3人家族

年末年始、父母息子の3人家族がやってきました。パパは韓国人。親戚で集まらない家らしくて、毎年3人で旅行に行くそう。

最初はママの陰に隠れていた男の子も、保育士さんや他のお客さん達と話すにつれて、どんどん積極的に。私にもどんどん懐いてくれて楽しかったです。

終盤は、パパも「親戚の集まりが無いから、こうやって大人に囲まれて過ごす息子を初めて見ました。彼にとって良い刺激ですね。僕も嬉しいし、楽しい」と言ってて・・・うん、コタツでみんなで語らいながらミカン食べて、ほんと親戚みたいだったわね。

私と同じように連泊中の保育士の彼女も、もはや平常運転という感じで一緒に遊んでました。すごい。

ところで、私。ママのことを最初は『すごい厳しい教育ママ』と思ってました。

だって、聞くと習い事すごいんだもん。

でも、フランクに話してみるとさばさばしてて、明るくて、「彼が自分の好きなことを見つけられるように、たくさんの可能性に触れてほしい」という思いを聞いて納得。なるほどぉ・・・たしかに。

はにかみながらピアノを披露する彼を見て、愛情って一見分かりづらいけど、本人はちゃんと感じてすくすく育つんだなぁ、とか、感じるものがありました。

○コロラドから来た2人娘

3人ファミリーの次の日に来たのは、日本に初めて来たアメリカンガール2人組。ちょー可愛い。

1人は大学生で、もう1人は宇宙工学系の会社に勤めているリケジョ。NASAと仕事してると聞いて、はしゃぐ私に「ははは…」と苦笑いした彼女。「あ、たぶんアメリカでも似た反応で、説明し慣れてるんだな」と感じました 笑。

あまり外国人と話す機会がないという男の子は、もう大興奮。最初は照れてたのに、お姉さんたちが呼びかけると笑顔MAXでコタツに駆け込んできます。ふふふ。

しまいには、「まだ寝ないー!!!!」と大絶叫。パパママがげんなり。笑。日本語の分からないお姉さん達に状況を説明すると、「ah…」とすぐ察知して、大学生の子が「Look!Look! oh...I'm sooo sleepy」と男の子の寝かしつけに参戦。

彼女が「わぁ~もう眠いわー!ねちゃおー!おやすみー!」と倒れるフリをしたとき。勢い良すぎてゴンッと床に頭を強打。それに今度はみんなで「ダイジョウブーーー!!!?」と唖然。

もはや英語が上手いとか関係なくて、「私の親戚の子もテンション上がると寝なくてさ・・・」とちょっとの単語で世間話できました。

翌朝、東京観光に旅立つアメリカ娘達と、九州に行く3人家族を見送る。

2人組に銀座・伊藤屋(文房具屋さん)の情報を教えると、後日インスタで「行ったよ~」とメッセージが来ました。奈良に行って、アメリカ人の友達が増えるとはなぁ・・・

ほんと、泊まるお客さんによって宿の空気感が違うの。5連泊の私は、もはやヨーコさん寄りの目線に。。。( *´艸`)

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奈良の古民家ゲストハウス『奥(おく)』編

ゲストハウス 奥_①旅立ち
ゲストハウス 奥_②バイク女子と電車男と奈良の大仏
ゲストハウス 奥_③常連さんとイタリア家族
ゲストハウス 奥_④3人家族とアメリカ女子(こちらの記事)
ゲストハウス 奥_⑤独立系女子とロシア人カップル
ゲストハウス 奥_⑥kinki女子と島女とインフル

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