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楽天を退職し、地元高知県で村営塾を立ち上げます!〜FoundingBaseにジョインしました〜

6月末に新卒で入った楽天株式会社を離れ、株式会社FoundingBaseのメンバーとして高知県北川村の村営塾の立ち上げを行います。
楽天にジョインしてめっちゃよかった3つのこと、そんな大好きな会社を一年ちょいで辞めて高知に行く2つの理由を書きます。

■楽天にジョインしてめっちゃよかった3つのこと

楽天は、1年間ちょっとしかいなかったのですが、大好きな会社となりました。

1)楽天主義に触れられる環境で仕事をすることができたこと。

特にGet Things Done(やりきる)は、自分が今までたどり着けなかった視界にまで持ってきてくれました。新卒の営業研修で2位をとったこともそうだし、それ以降「無理だよ」と思うような大変なスケジュールでもなにかを「やりきる」ことができたのは、楽天主義に沿って動くこの会社にいられたことが理由だと思います。

2)「開発」という今まで体験したことの無い場所に身をおきつつも、今後必ず使える経験をしたこと。

もともといわゆる「開発」には絶対行きたくないと思っていたけれど(だってプログラミングとか全然わからんし)運命的に開発の部署に。

いわゆる「情シス(情報システム部)」と言われる部署です。

↓配属当初「情シス」とググって「無能」と出てきた時は戦慄が走りました

実は、この部署、部署希望の第4希望に書いていました。第4希望なんですが、ここにも書くように結局いい方向へと進めました。

今まで、大学もゼミも第4希望になって結局いい経験をしているので、これを「第4希望の法則」と呼んでいます。第4希望のところに来ることで、自分が思いもしなかった、コモデティ化しない自分が形成されると思っています。

開発の部署にきたけれど、プロジェクトのマネジメントという点では、開発以外にも共通することがたくさんあると思います。

また、営業/開発ベンダ/Rcom・RMI/セキュリティチーム、、、など立場が違い、国籍や文化も違うメンバーの間で意思決定をすることは、今後他の仕事でも必ず必要となってくる調整力だなあと。(実際に調整がちゃんとできたかどうかと言われると、Yesとは言えませんが。。。


3)楽天に関わる人に出会えたこと

同じ部署の人でいうと、ISP課の人も同期も、他のチームの人もそう。(楽天に関わる人たちは、他責ではなく自責で動いている人がとても多かったです。そういう人たちと「どうしたら目的を達成できるか?」を考え、動けるのは本当に楽しかったです。)

また、私が楽天に入社した理由に「(今までインターンしてきたNPOやソーシャルベンチャーではなく)大企業としてどう社会を変えられるか?というのを見たい」ということがありました。

その点でいうと、部長をはじめとするとてもすばらしい将軍(みたいだと私は思っていました。キングダムのような。一番トップの将軍は三木谷さん。)の元で働けたのは非常に幸運でした。

人・金・コトの動かし方も戦略的に愛があり/かつ愛があるが戦略的な動かし方で。まさに将軍だと思ってました。
私もこんな大人になりたいなあと仕事をしていました。

余談ですが、たまの出社の時にはフリーアドレスの机の中で、部長とさらにその上の上長の間に座ると決めていました。王騎の近くにいきたいと思う信のようだと勝手に思ってニヤニヤしていました。

みなさん、ありがとうございました。

キングダムご存知ない方はこちらから↓


■それでも高知にいく2つの理由

こんなに大好きな会社となった楽天を辞めて、7月からは高知県北川村で村営塾(文字通り、村が営む塾。私営ではなく公営の塾です)の立ち上げを行います。
北川村は、私が6年通っていた安芸中・高等学校もほど近く、隣の奈半利町や、田野町、安田町には結構友達がいます。
こんな北川村に26になろうとする私が来た理由、三つあります。

1)高知が嫌いだった18歳、好きになった20歳。高知で何かしたいと思った今。

元々、私は高知県のことあんまり好きじゃありませんでした。

当時私はZipperという雑誌を読んでいましたが、きゃりーぱみゅぱみゅがいるような原宿もないし、出歩くにはいつも車必須だし。

なんか「高知ってだけでダサい気がする!」と思ってました。そして当時漫画家になりたかった自分は「漫画家になるためには人脈が必要らしい!だから、関東の大学にいく!」ということを言い出し、横浜市立大学に入学したのでした。

横浜に行ってからはいろんな経験をし、横浜・東京・フィリピンetcでそれはそれはたくさんの刺激をもらいました。

一方で、比較する対象ができたことで、高知の良さも見えてきました。
大自然とか、人のあったかさとか、豪快さとか、美味しいご飯とか、酒とか、酒とか。

「あれ、高知好きかも。」と思った私は、「高知県民」であるというアイデンティティを持つ自分のことが好きになっていきました。

ただし、特に教育の部分においては、都会育ちの子たちとのギャップを強く感じました。「高知にいたから〇〇ができてた、というよりも、高知にいたから〇〇ができなかった、の方が多いなあ」そう感じるようになりました。

大好きな高知だけど、もやもやする部分も多く。なんとかできないか?と思って高知県の中高生向けのオンラインイベントなんかもやってみたけど、あまり手応えはなく、、、。
もやもやがもっと増していたときに声をかけてもらったのが、私が今回ジョインしたFoundingBaseでした。


2)高知のために、こんなに熱量持って動いている大人がおるんや!!一緒に働いてみたい!

FoundingBaseに「高知県北川村で新しく村営塾たちあげるよ!ちょっと見てみん??」と声をかけられた私。

転職に対しては迷う気持ちはめちゃくちゃありましたが、とりあえず見てみようと高知県北川村&すでにFoundingBaseの事業がある四万十へ視察に行かせてもらいました。

株式会社FoundingBaseは「自由をUpdateする」をMISSIONに地域ごとにカスタマイズした新規事業づくりや事業運営をしているベンチャー企業です!観光事業などもやっていますが、私が関わるのは教育事業。
会社HP↓
仲間を絶賛募集中!↓
創業8期目、全国13拠点、メンバー33名の会社で、今期新たに15拠点で新規事業を立ち上げるにあたって、一緒に事業づくりをしてくれるメンバーを積極募集しています!


そこで出会ったのは、高知のためにめちゃくちゃ熱量を持って動いている大人たちでした。(しかも、高知出身じゃない人もめっちゃ熱量高い。)

18歳まで高知にいたけど、高校までの生活では高知県でこんな大人たちにはほとんど出会えなかった。。。
この人たちと、何かやってみたい!!!そう思った私は、北川村へのり込むことを決意したのでした。


■と、いいつつも…

ここまで勢いよく書いてみたものの、たくさん不安はあります。
昨日もセミとゴキブリとカエルにおうちの中で出会って、泣きそうになりましたし
思いが溢れる高知県という場所だからこそ、上手くできるかなあ、、、、というドキドキがあります。

まあ、やるしかないので、やります。

終わり。

やるぞやるぞやるぞ!

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