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さとうきびは敵?味方?

先日、なかなか衝撃的な話を耳にした。

それは、

「さとうきび産業が沖縄を苦しめている」

と言った内容だ。


さとうきび産業は長年、沖縄の基幹産業として君臨し続けており、農業に詳しくなくても沖縄を少し走ればさとうきび畑に迷いこむほどにあるため、

さとうきびは沖縄の正義!!!

と思うほどに、さとうきびは沖縄に根付いている。

しかし、そのさとうきび産業、

全く儲からないらしい!!!!!??

どのくらい稼げないか。

同じ畑面積で芋栽培を行うと、

さとうきびの30倍ほどの稼ぎが出るとか、出ないとか…

1町歩の畑でのさとうきび農業の年収は20万とか…


では、芋栽培をやれば良いのでは????

そうも行かないらしい。



さとうきび産業は、国からの補助金が出る産業であり、農協としては絶対に無くさない産業である。加えて、県庁などからの天下りのプラットフォームとしての業界なので、さとうきび以外の作物をやろうとすると、本来、農家を支援するはずの農協が悪質な妨害をするとか…


国からの240億の補助金の多くが天下りの役員に払われ、苦しんでいる農家のためには使われていない現実。


農協の不正はよく聞く話だったが、身近に感じるとより怒りを感じてしまう。


さとうきび自体、世界的には相当の供給過多であり、もはや

補助金のために作るさとうきび

と言っても過言ではないと思う。

沖縄返還後、国が様々な補助金を出してくれているが、それを本当に上手く使えているのか。

億ではすまない金額がこれまでに補助金として沖縄に入ってきているが、それに対しての結果が、今の沖縄の貧困ではお粗末がすぎるのではないか。


儲からないさとうきび産業に何百億といお金をかけて新しい製糖工場を作ろうとしている沖縄。


今まで、沖縄のことを知らなさすぎたのかもしれない。

被害者面しているのは仮面なのでは。

沖縄はもっと輝けるのでは。

そのためには何が必要か。


無知の知を得た今、考えさせられることが多い。

取りあえす、まとめ切れていないが、言葉でシェアしたく書き下した。

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