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バンコク封鎖日記Day9:コロナは新たな生活様式の始まり?

日記9日目です。三国志(31日まで無料)の読みすぎで寝不足です笑

新たな生活様式の始まり?

今日も終日リモートだったが、意外と慣れてきて、かつ楽しんでいる自分がいる。メンバーとのミーティングで一日をスタートし、子供部屋で勉強する子供の様子をちょこちょこ見ながら仕事をし、お昼になったらリビングでお昼を食べる。午後もそれぞれ作業をして、おやつを食べ、夕方になったら家族で公園へ出かける。

だいたいこういうルーティンだが、結果として家族と一緒にいる時間がめちゃめちゃ長い。同様にリモートワークしているうちのタイ人社員も「こんなに家族と長く時間を過ごすのが久しぶりで、新しい感覚」と言っていた。もちろん、封鎖状態がずーっと続いては困るのは間違いないが、やむを得ない変化の中にもプラスの面を見つけておくのも悪くない。

(憩いの場ベンチャシリ公園も入口で検温が始まった)

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(エムクオーティエは国民の団結を呼びかけるメッセージ)

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今日読んだこちらの記事によると、コロナ騒動は、一時的な混乱ではなく「新たな生活様式の始まり」となる可能性を指摘している。それくらいコロナウィルスの終息時期はますます見通しづらくなっている。ビジネス提供側も、危機をしのぐのではなく新しいライフスタイルに合わせてビジネスモデルをシフトできるか?が問われている。


たとえば、ジムは家庭用フィットネス器具やオンライントレーニングセッションの販売を開始するかもしれない。すでに「シャットイン(家に閉じこもる)経済」と名付けられている分野が存在し、新しいサービスが爆発的に増加するだろう。また、二酸化炭素排出量の少ない移動、地産地消型サプライチェーン、徒歩と自転車での移動の増加など、いくつかの習慣が変わるかもしれないと期待することもできる。

自分のビジネスも今、オンラインへの移行を頑張って進めている。来週からはオンラインでの企業研修も正式にスタートするし、この「リモートワークが前提の時代」にアジャストできるようなサービス提供を一生懸命していくつもりだ。それが自分に出来る社会貢献だし、社員と家族を養っていくために必死でやらなければならないことだと思っている。

また、東京の友人と相談して、今度オンラインの対話イベントをやろうという事になった。こんな時だからこそ、それぞれが抱える悩みや不安を吐露したり、生き抜いていくための知恵をみんなで出し合ってみたり。そういう場も作っていきたい。(いずれちゃんと告知します)

大切な人に連絡をしよう

志村けんさんが亡くなったというニュースが朝に飛び込んできた。感染してから亡くなるまでがこれほど早いとは。ヘビースモーカーだったのでその影響もあるとは言われているが、改めてCovidの恐ろしさを感じざるを得ないニュースだ。そして、笑いの象徴だった志村さんが亡くなることの悲しさは、なんとも深くて痛い。

これからこういうニュースはどんどん増えるだろう。有名人だったり、昔お世話になった人だったり、または自分の親戚から感染者が出る可能性は、確率から考えれば決してゼロとはいえない。その時に、「もっと早くあの人に連絡をしておけばよかった」と思うようなことが無いようにしたいな、とふと思った。

先週紹介したイノベーション・オブ・ライフでもこんな一節がある。人生の優先順位について考えさせられる一節だ。

忙しさにかまけ、図らずも疎かにしてしまった友情の一つや二つは、誰にでもあるだろう。自分の友情だけは、放っておいても壊れないと思うかもしれないが、そんなことはまずない。
晩年になってから、かつてあれほど大切に思っていた友人や親せきと、なぜもっと連絡を取り合わなかったのだろうと嘆く人が多い。忙しくて、それどころではなかったのだ。だがそのまま放っておくと、深刻な影響が及ぶことが多い。(略)それは世界中で一番孤独な場所かもしれない。

縁起でもない話かもしれないが、こんな時期だからこそ、なかなか連絡が取れてなかった人と、連絡を取ってみてはどうだろうか。思いがけず豊かな時間が過ごせるかもしれない。今、人類は「人との接触」を大幅に制約されているわけだが、人との接触こそが我々のエネルギー源なのだから。
(自分ともオンラインで久々に会話いただける方、ウェルカムです笑)

今日は以上です。

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