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サブスク解約忘れ防止で注目を集めた「DoNotPay」が資金調達

イギリスの大学生が立ち上げたスタートアップ「DoNotPay」がシリーズAで1,200万ドルを資金調達を実施したようです。

調達ラウンドはCoatue Management(UberやSnapなどに投資)がリードし、Andreessen HorowitzやFounders Fundといった著名投資家も参加しているようです。評価額は8,000万ドルに上昇したとのこと。

DoNotPayは当時19歳のJoshua Browder氏が2015年に立ち上げました。

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Browder氏は1年間で数十枚も駐車違反チケットを切られた経験から、駐車違反の異議申し立てをする弁護士ボットを開発。サービスは無料で公開し、わずか21カ月で利用数25万件、そのうち16万件もの違反切符の撤回に成功したといいます。

昨年にはサブスクの解約忘れ防止サービスでも話題に。DoNotPayで発行したバーチャルなクレジットカードでサブスクに登録したら、無料期間終了後に自動で支払いを停止してくれます。

DoNotPayは月額3ドルの利用料を収益源としており、利用件数は前月比+50%増のペースで増加しているとのこと。航空会社やジム会員キャンセルなど、ここのところ解約ニーズが高まっています。揉めごとに発展するケースも多く、弁護士ボットの登場機会が増加しているようです。

現在DoNotPayは50近い新サービス計画があるとのこと。2,500万人以上の市場が存在する領域にターゲットを絞り、ボット開発に注力していくとのことです。

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