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35歳。そろそろマジでいいかげん、おばさんになるという自覚を持たないといけない

この夏で35歳になります。

ありきたりな表現ですが、自分が想像していた35歳とは全然違いました。バリバリ働いてお金も稼いで、結婚もしてプライベートも充実させて、もっと大人の女性になっている予定でした。

でも現実はゆる〜く場末の事務員をやりながら、プライベートはダルダルの日常。結婚もしていませんし、する予定もありません。
理想としていた大人の女性どころか、それをすっ飛ばしてしっかりとおばさんになってきました。精神年齢は25歳くらいで止まったまま、体は確実に衰えてきています。

これは由々しき事態。いつまでも若いと思ってフワフワしていている訳にはいきません。「本当にいいかげん、年相応に老けてきたよ!」と自分に喝を入れるためにも現実を受け入れていこうと思います。

身体的な衰え

2、3年前だったら気にならないような事が、急にやってきました。「あれ…?」と少しの違和感を感じたら、そこからは急降下。そのスピードに戸惑っています。

①手の甲が気になる

「手の甲ってこんな感じだったっけ?」と気になった頃には時すでに遅し。キメが荒くなってきました。それに輪をかけて、血管もゴツゴツと浮き出る始末。手を下にだらーんとさせているときの血管ドクドク具合が半端ないんですけど、これも老化現象なんでしょうか?「年齢は手にでる」とよく聞きますが本当です。

②髪の毛がまとまらない

ここ最近になって髪の毛がずっとまとまりません。パサパサしだしたと思っていたら、急に抜け毛が多くなって明らかにボリュームダウン。おでこも気持ち広くなった気がします。
うちは先祖代々髪の毛が少ない家系。父は言わずもがなと言った感じで、母も部分ウィッグを持っています。その娘の私は薄毛のサラブレッド。完璧な劣勢遺伝です。気をつけてはいましたが、やはり血筋には逆らえそうにありません。「ついに来やがった」といった感じです。

③首から肩にかけて丸みが出る

謎の丸みが出てきました。今まで骨と皮だけでゴツゴツしていた背中や肩が急にモコっとし始めて、なんだか優しそうな雰囲気に。鏡を見て「え、お母さんやん」と言いたくなるようなシルエットです。姿勢を良くしてみても気づけば丸く縮こまっています。

④前ほど食べられない

本当はもっと食べたいんです。舌は美味しい味を求めているのに、お腹が受け付けてくれません。少し大きめのケーキを食べて胃もたれ、天ぷらを食べて胃もたれ、焼肉を食べて胃もたれ。食事ってこんなにリスク背負いながらするものだった?と思うほど、ご飯が食べられません。
でも胃もたれしてでも食べるもんね。

⑤食べられないのにお腹は出る

食が細くなったのに下腹は出る矛盾。20代の頃は「腹が減っては戦はできぬ」ぐらいの勢いで食べていたのに、最近では「腹が出過ぎて戦もできぬ」くらいになってきました。もう動けません。お腹が邪魔なのよ。

周囲の変化

「自分はまだ若い」「そんなに変わってない」と思っていても、周りはどんどん変化し、進化していきます。現実を見るのだ。

①友達の子どもが大きくなってきた

赤ちゃんだった友達の子どもが、みんなしっかり成長しています。久しぶりに会ったらめちゃくちゃ大きくなっていてビックリ!成長ぶりに感動して「キミがお腹にいる時から知ってるのよ〜」と勝手にウルウルしていたら「何このおばさん」みたいな目で見られました。それもまたかわいい。

②親からの「結婚しないのか」攻撃がなくなった

顔を合わすたびに「結婚しないのか」と言われていましたが、2、3年前くらいから何も言われなくなりました。完全に諦められています。本人は諦めていないのに(笑)

③最後の砦だった独身の友達とも話が合わない

これだけYouTubeやサブスクが当たり前になってくると、独身でたっぷり時間のある私たちは、だいぶコアな趣味にハマってしまい、それぞれ違う分野に詳しくなってしまうんですよね。私は友達の推しの話についていけないし、逆に私が「こないだの芸人さんのラジオでさー」とか言うと「ごめん、ラジオ聞かない」となります。皆それぞれ楽しそうで何よりです。結局、共通の話題といえば昔話しかなくなり、毎回同じような思い出話でギャーギャー騒ぐというオチ。でもコレが一番楽しい。

最後に

身体的な衰えは、きっとこれからも増えていくので、気にし過ぎない程度に受け入れていこうと思います。

あとトップ画像は私の好きなジェーン・スーさんの本。
冒頭からグサグサ刺さる「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」と、スーさんと著名人の方による対談集「私がオバさんになったよ」



スーさんと堀井美香さんのラジオ「OVER THE SUN」面白いのでたまに聞いています。互助会員です。(←分かる人には分かる)



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