人生に彩を。
そなたの人生は彩られておるのか、おるまいか。
われが知ることかなわぬけれど、常に己の心のうちに色を持て。
心後ろめたきときは、心に色なし。彩りなし。
モノクロ芸術とはモノクロの中に色にならぬ色を見るから芸術なのであり、そこに色が見えなければ単なる虚ろの像なり。
たとい色が見えなくなるとも、己の五感に色を見出せ。
色が見えておるか、おるまいか、常に心に問いかけよ。そなたの人生が彩られるかは、どこまでも捉え方の問題なり。戸惑いしときはじっと一つ一つ見つめてみよ。色が見えるまで。
色見えればそのことに感謝せよ。彩のある人生はとめどなきなり。いつまでも色移ろい、栄枯盛衰なり。どこまでも美しき日々なり。
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