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GK68をやまぶきRで使う備忘録


B割れUSキーボードのSKYLOONG GK68をやまぶきRで使ったときの備忘録です。 Windows11に替えてJapanist2003が使えなくなったので、GK68X(写真下)を入手して「やまぶきR」で暫く親指シフトで使っていました。 当初はSSDを入れていなかったので、動作が重くなって使いづらく感じましたが、SSDにクローンを作って入れてからは快適でした。 アダプターと違ってモードずれがありません。

SKYLOONGの現行品はGK68 Liteです(写真上)。 以降はGK68 Liteについて記載しますが、下に置いたやまぶきRの配列定義ファイルにGK68Xも入れています(※大した違いはありません)。

1. GK68の設定

GK68は専用ドライバ GK6XPlus Driver でキーマップを編集できますが、親指キーは以下の設定に合わせて下さい。 編集したあとはレイヤー毎に [Save]→[Apply] をクリックしてキーボードに書き込みます。

MS-IMEで英数キーをIME offにしていますが、[Shift+CAPSLOCK] にします。 画面下の方にあるCombinationで割り付けますが、最後にViewをクリックしないとキーに割り付けられないようです。

Layer1の設定
Layer2の設定(例)

2. MS-IMEの設定

MS-IMEは日本語モードでキーボード・レイアウトはUSキーボードです。 USキーボードには無変換/変換キーを受け付けませんから、代わりにF14/F15を使用します。 やまぶきRの配列定義ファイルでF14/F15をそれぞれ無変換/変換キーに変換しています。 MS-IMEで詳細な動作設定を行うには「以前のバージョン」にする必要があります。 この変更のしかたはネットにいろいろ書いていますので検索してください。

MS-IMEのカスタマイズ

詳細設定→全般にある「直接入力モードを使用しない(U)」にチェックを入れておきます。

また、Japanist2003などを使用していた場合は、色設定をATOKにしておくと変換時の違和感が少ないです。

直接入力モードと色設定

3. やまぶきRの設定

やまぶきRの設定は以下の通りです。

配列定義ファイルの指定
親指キーの設定

やまぶきRのレイアウト設定はわかりにくいですが、Excelにカンマ区切りのCSVファイルとしてみるとわかり易いと思います。

CSVファイルで表示

4. やまぶきRの配列定義ファイル

やまぶきRの配列定義ファイル(*.yab)はテキストファイルなのでメモ帳など適当なテキストエディタで編集できます。

;NICOLA配列
;http://nicola.sunicom.co.jp/spec/kikaku.htm
;
;EPOMAKER GK68 Lite 英語キーボード用
:http://www14.atwiki.jp/beginning_of_the_nicola/pages/49.html


[ローマ字シフト無し]
'1','2','3','4','5','6','7','8','9','0','-','='
.,ka,ta,ko,sa,ra,ti,ku,tu,,,'「','」',¥
u,si,te,ke,se,ha,to,ki,i,nn,後,
'.',hi,su,fu,he,me,so,ne,ho,'/'

[ローマ字左親指シフト]
'?','/','~','「','」','<','>','*','(',')','-','+'
la,e,ri,lya,re,pa,di,gu,du,pi,'『','』',無
wo,a,na,lyu,mo,ba,do,gi,po,無,無
lu,-,ro,ya,li,pu,zo,pe,bo,?

[ローマ字右親指シフト]
'?','/','~','「','」','<','>','*','(',')','-','+'
無,ga,da,go,za,yo,ni,ru,ma,le,'『','』',無
vu,zi,de,ge,ze,mi,o,no,lyo,ltu,無
無,bi,zu,bu,be,nu,yu,mu,wa,lo

[ローマ字小指シフト]
'!','@','#','$','%','^','&','*','(',')','_','+'
'Q','W','E','R','T','Y','U','I','O','P','{','}','|'
'A','S','D','F','G','H','J','K','L',':','"'
'Z','X','C','V','B','N','M','<','>','?'

[機能キー]
F14,無変換
F15,変換

5. 情報元


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