5年間続けた「推し活Twitter」を完全に辞めた話

こんにちは。YASHIです。
本日も日記的な内容になります。

つい先日、私が推し活で使っていたTwitterを完全にクローズさせました。
アカウントは3つあって、①坂道グループ用、②藤井風用、③K-POP&XG用アカウントです。
①と②はほぼ使用していないので事前告知なし、③は濃いお付き合いをしていたフォロワーさんがたくさんいたので、きちんとご挨拶をしてクローズしました。

ちなみにタイトルにある5年とはこの3つのトータル年数で、ほぼ使わなかった②を除き、①が4年、③が1年くらいです。



Twitterを辞めた理由

「ツイート」するために行動を決める

Twitter上で何かトラブルがあった訳ではなく、現在のプライベートの状況を考え、今はTwitterを辞めることが適切と判断しました。
※本文で言う「プライベート」とは推し活を除いた日常生活のことです。

私のTwitterは推し活アカウントとしながらも、日常的なこともたくさん呟いていましたし、そのツイートにもフォロワーさんが反応をくださっていました。
また、スペースと呼ばれるクラブハウス的なものもよく開いており、通話でもたくさんのファンと交流をさせて頂きました。本当に楽しい日々でした。


Twitterの使い方は人それぞれあるかと思いますが、私の場合は「日常的に起きた出来事を呟く」という動きではなく、次第に「呟くために日常の行動を決める」という動きを頻繁にするようになっていました。
そのため、楽しい日々を過ごす一方で、私生活の優先順位をひっくり返して、最も避けるべき行動を取ってしまうことが多々ありました。



禁忌に手を出し続ける

今私がプライベートで抑制すべき行動の一つが「過度の飲酒」です。私はかなりお酒が好きで、1人でもガンガン飲み歩くタイプでした。(ハイボール2〜3杯+ロック3〜4杯とか平気でいけます)
※アルコール中毒ではなく絶対に禁酒が必要なレベルではないです。

先の「呟くために日常の行動を決める」話に絡めると、例えば泥酔気味の方がスペースで面白く話せるからと強めのロング缶2〜3本買ったりとか、「Twitterに載せたらお酒好きに反応貰えるかも」、「音楽好きのマスターから話を聞けば(Twitterで)良い反応をもらえるかも」と行きつけのバーに足繁く通っていました。

またそういった行動が加速したのは、Twitterは基本的に顔も素情も分からない人がほとんどなので、いくら飲み過ぎたことを共有しても(誹謗中傷をさけて、個人情報が明らかにならない限り)ダメージリスクがほとんどないという点があったと思います。

私の中で問題となっているのは飲酒だけではありませんが、Twitterでの人との繋がりにより生じる「より日常の共感を得たい」という欲求が、推し活を飛び越えて避けるべきプライベートの行動を誘発しているのは明らかでした。

ちなみにこれは私自身のコンディションの問題なので、「より日常への共感を得たい」という部分は、過剰でなければそれ自体そこまで問題はないかと思います。もし私の日常生活が安定していて心に余裕があったのならば、Twitterを続けていても何ら問題はなかったと思います。


プライベートに余裕がない→Twitterで共感を得ようと行動する(ストレス発散)→プライベートにじわじわダメージが入る→プライベートに余裕がなくなる→ストレスをTwitterで発散する...

この悪循環も一つの要因として5年間一向に私の人間生活全体のQOLが上がらないままで、このままTwitterが解放されていると我慢ができないと思い、本当に覚悟の時が来たとクローズの決断に至りました。
※1人飲みも同時に辞めました。


Twitterを辞めたことによる弊害

ファン同士の付き合いがなくなる

これが一番ダメージが大きかったと思います。特に最後に使っていたアカウントは夜中までファン同士で語るような場面もたくさんありましたし、くだらない話から推しの真面目な話までたくさんのことを語ってきました。Twitterをクローズするということはそういった機会を全て失ってしまうということです。

推し活をする人の多くはTwitterを使用していることが多いかと思います。自分の好きなグループの情報を集めるだけでなく、推しの活動に対する感想や思いを他のファンと共有ができるという機能があります。

ファン同士でつながらないということは、推しの活動をただ受容するだけになり、推しの聖地巡礼をしても、推しの写真を添えて食事の写真を撮っても共有できないので、自己の中で楽しむだけになります。

もちろんそういう推し方をしている方もゼロではないと思います。しかし、推し活を他者と共有することは、前回の記事で書いた「プロジェクション(投射)」の効果をより強化させる可能性が高いので、より没入感と充足感を得られます。逆に自己の中だけで楽しむと、能動的活動が強化されない可能性があります。※私自身がまさにその状態に陥りましたので、次の項で記述しています。

ちなみに逆に推し活を完全に自分のペースでやりたいという人もいると思いますし、それでも全然良いと思います。



モチベーションの低下

Twitterを辞めることに決めてから、「推し活」のモチベーションは著しく低下しました。

特に某日本人グループは顕著にそれが出て、元々受動的に楽しむグループだったのですが、Twitterを介してファンの方と交流する機会が劇的に増えた(Twitterのフォロワーの約8割がそのグループのファンだった)ことで、近所のカフェでアーティストロゴのラテアートを作ってもらったり、デビュー1周年にぶっ飛んだサプライズ動画を外注したりと、メンバー向けだけでなくファンの交流も意識して様々なコンテンツを上げていました。つまり、能動的な推し活をしていたということです。

しかし、それらを共有する場を失ったので、これまでの能動的な推し活のモチベーションは一気に低下し、最終的にはファンクラブも退会しました。

これはグループ自体にネガティヴになった訳ではなくて、パフォーマンスを受容するだけで満足という状態になったということです。別の言い方をすると、ファンの皆さんとの交流で押しあがった能動的モチベーションが消失して元に戻ったという感じです。
※パフォーマンス至上主義でMVや単独ライブは観るけど、レターを書いたり、グッズをたくさん買ったり、ビハインドなどドキュメンタリーをがっつり追っかけるといったレベルではないというイメージです。

ちなみに現在「能動的な推し活」のモチベーションが最も高いのは、K-POPグループの「NMIXX」です。これはK-POP最強の推しであるリリーの存在が非常に大きな要因としてあります。また、坂道グループオタクという「純アイドル好き」であったバイブスを、数%は注ぎ込むことができるグループ性質があるので、包括的に楽しむことができるという点もあるかと思います。(細かく書くとキリがないのでこの辺にしておきます汗)

また、私のK-POPのパイオニアである「IVE」も、カムバックなどで活動が活発化すると少し前のめりになります。理由は以下の記事に関連しています。



あとがき

先日推しのNMIXXが新アルバム収録曲のプラクティス動画を上げました。

最初に見た時は、踊りながらもクオリティの高い生歌を披露する姿に強い衝撃を受けるとともに、後半の推しのリリーのハイトーンで感動して少し泣きました涙 
※ちなみに初見はコインランドリーで乾燥待ちの時に鑑賞しています笑

そしてこの感動を共有しようと思いましたが、、「ほんと凄いの出たわ!さて共有を、、あ、そうだ、、Twitter投稿辞めたんだったわ、、」とただ内に留めるに至りました涙

このような形で推し活自体も大きく変化をしましたし、また濃い繋がりがあった人々とも距離ができましたので、Twitterを辞めたことは(それを意図してですが)日常生活にも大きな影響がありました。

ちなみに進学や転職など日常生活の大きな変化は自覚なく強いストレスがかかってしまうそうですが、Twitter引退宣言をしてからかなり体調を崩しました汗



Twitterを辞める直前にフォロワーさんからたくさんの暖かいメッセージを頂き、本当に嬉しかったです涙

20人以上のフォロワーさんがオンラインの寄せ書きをくださいました
推しのNMIXXリリーの写真を加工したメッセージ




オタ活でTwitterを使うこと自体は全く問題ないと思います。むしろ、オタ活では重要なツールだと思います。ただ、Twitterにプライベートも絡めて依存してしまうような状態は避けるべきであると学びました。私はその対応が全くできていませんでしたし、コントロールができませんでした。

何年かかるかわかりませんが、もし全てが落ち着いた時はまたTwitterを始めるかもしれません。

何事もバランスが大事です。
私はこのバランスを取り戻すため、そしてまたファンの皆さんと心置きなく交流できるように、今は我慢をして着実に良い方向に進んでいきたいと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました!

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