見出し画像

頑張って”ウケる”人間にならなくてもいいんじゃないかと思った話

これはもしかすると多くの人に当てはまるかもしれませんし、実はほとんどの人が知っていることなのかもしれませんが、少し前に社会で成功することに一番の魅力を感じない自分に気づいたのです。

社会での成功というのを具体的に言うと、すごいお金を儲けて、おおくの友人に慕われて、たくさんのファンに待ち望まれて、数えきれない異性に求婚されて、そういった”社会で価値と認められているもの”です。

社会とか価値とか字面にすると大仰なので、僕はこれを”ウケる”と雑にまとめますが、この他人にウケたいという気持ちは呪いのように享有させられているのではないかと思います。

僕は他人にウケたい気持ちに自覚的ではないままに生きてきたのですが、振り返ってみると、勉強ができないよりできたほうが良いらしいので真面目になりましたし、無愛想よりは優しい方が喜ばれるので人に優しくしたいと行動しましたし、優等生であるように頑張って生きてきた人生です。

そして20年前後この世界で過ごしてきて、はた、と気づいたのですが、これが全然楽しくないわけですね。びっくり。

もちろんまったく楽しくないわけではないです。人に褒められればテンション上がりますし、頑張ろうって気持ちになりますが、どこか空虚な、満たされない気持ちを持っていることに気づきました。

人にウケるのは楽しい、楽しいけど、何かこれだけじゃ足りないような

仮定の話を考えました。例えば5000億円が手に入ったら、1億人に求婚されたら、あとは……なんだろ、なんかすごい人気が出たら、とか、めちゃくちゃ人にウケた時を想像しました。

嬉しいですね。嬉しいと思います。でも、それでも心のどこかが後ろ暗い。こんなに人にウケているのにどうして浮かれた気持ちになれないのか。

考えて考えて、ようやく思い至ったのが、他人にウケることばかりを考えて自分にウケる行動をできていないということでした。他人にウケることは、心から自分を満足させるような、自分が認めてくれるようなことではなかったのです。またびっくり。

そこからまた考えます。じゃあ、自分にウケるにはどうすればいいのか。自分は何が好きなのか、自分はどんな時に楽しいと思うのか。

考え始めると恐ろしくなったのですが、僕は自分の快楽というものに自覚的ではなかったわけです。社会的な価値に供する一人として自分を捉えていました。働いて子孫を紡いで、そして死ぬ。その歯車の一つとして生きてきた自分に気づいたのでした。

意図的に考えないようにしていた、ということはないと思います。ただ、人は生まれてきて、家族を養って、他人と友好な関係を築いて、世間に憧れられる職に就くべきなのだと、どうしてか初めから疑っていなかったのです。

さながらSF的洗脳だなと思ったりもしたのですが、気づいてしまってからはもう全てどうでもよくなりました。家族を作る必要もないし、友達を作る必要もないし、堅実な職業選択をする必要も無かったのです。ひええ。

それで自分が楽しいと思うことについて、これは優等生でいようとしたことが尾を引いているのかもしれませんが、それは自分の感性を磨き続けることでした。

例えば、こうして心内語を文章化していることもそうですし、絵で想像上の理想を描くこともそうですし、本を読んで知らない世界を知ることもそうですし、散歩をして暗渠の意匠に目を凝らすこともそうですし、自分の企画で仕事をすることもそうですし、全てが自己修養の道に通じます。

これはまあ、お金になったりならなかったり、ウケたりウケなかったり、と確実に社会的な価値が認められるものではありません。

でも、たぶん、それでいいんでしょう。

誰も認めてくれなくても自分さえ認めれば価値がある、自分だけにウケればいいとまでは言いません。きっと似たような人はいます。人類、77億人いるらしいですから、自分にウケるものでウケてくれる人もいると思います。

だから、無理に他人にウケようとしなくても大丈夫なのではと思うのです。自分が楽しいと思うことをして、もしそれだけをやると生活が立ち行かないのなら、それは楽しくないことだから他人にウケることをして生活を保たせて、それでまた自分が楽しいと思うことをして…。

そうやって、なあなあと続いていくのが人生なのかもしれないと今更ながら気付いたのでした。

自分が本当に好きなもの、自分が本当に楽しいと思うもの、それは毎日移り変わっていくものですが、自分の感情は常に自分と共に在って、嬉しいと思えることをすると嬉しい気持ちになれるのです

以前は社会が自分にウケないことをしていたら正したくなって怒る気持ちもありましたが、そんな暇があったら絵を描いたりするほうが自分にウケるには有効みたいです。これ、マジらしい。

それはそうと、最近描いた絵を見てくれませんか。働きながらでも絵が描けて、ここずっと楽しくて仕方ないんです。

3か月でデジタルの1枚目(⇓)からは成長しましたかね? こう見ると、あんまり変わらないかもしれません。頑張らないとですね。

ばいばい、またこんど。

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

お読みいただきありがとうございます。サポートいただけるとほほが緩みます。気軽にどうぞ~

感謝、永遠に
47
好きと可愛いだけで埋める幸せな世界になれ。フォロー気楽にどうぞ。

こちらでもピックアップされています

自分と向き合う
自分と向き合う
  • 22本

自分について考えるときに読んでほしいです

コメント (1)
自分らぶで良きかな?…と。
それが大切な人たちの為でもあるかと!
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。