釣り
この時期の釣りはたまらなく楽しい。
多少海は荒れることもあるが、獲物がヒラメ、ブリだから喜んで我慢できる。
太平洋側の天然物は絶品だ。
同じ船に乗っていると、魚を釣る人と釣れない人が出てくる。
もちろん潮の流れと座席によって釣果は大きく違うが、それでも明らかに釣る人がいる。
どこが違うのかをよく見ていると、頻繁に針を変えている。
魚の口は意外と硬い。一度魚を釣ると針先が曲がってしまっている。
釣れない人は、ズーッとその同じ針を使い続けている。
釣る人は新しい針にすぐに交換する。
私も交換するために大量の針をタックルボックスに入れている。
中国旅行に行った時に、街をブラブラしていて釣り道具屋を見つけた。思わず飛び込んで、時間をかけて色々な釣り道具を眺めた。
竿、リール、釣り糸、ハリス等念入りに見たがどれも使用に耐えない。形は日本製に似ているが、使い物にならないのが歴然としている。
釣り針があったので、形はよく似ていたので20袋ほど買ってきた。
実際に船釣りで使ってみようと袋から出したところ、全く使い物にならない、1袋に15本ほど入っているのだが、先端が使用に耐えるほど尖っているのが1〜2本しかない。
全部捨てることにした。
釣り針は、針先を軽く指の爪に当てて滑らせると、爪に食い込んで滑らないものが良品だ。スルッと滑るものは使えない。
日本製の釣り針に不良品を見つけるのは難しい。
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