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どうしても、納得できない食べ物がある。カニカマだ。
よく出来ていてチラッと見た目には本物と区別がつかない。さすがに食べると味は違うのだがなんとなく騙されたという気分が残る。期待した分がっかりもする。今年は冷凍ものしか手に入らなかったのだが本物を随分食べた。

最近はあまり見かけないが人工イクラというのもあった。見た目は区別がつかないが、噛み切れないほどの弾力があった。その人工イクラを出した店にはそれ以来行ってない。

フカヒレのスープを食べた時に増量材で春雨を使った店があった。2度と行かない。よく見れば分かるのだがそもそも無ければ出さないで良いのだ。

『ようなもの』は要らない。無ければ代用品を用意するみたいだが、実際に代用品などあるのだろうか。今まで代用品で良かったなどというのは無かった気がする。バニラなどその典型だと思う。香りは人工のバニラエッセンスと天然のバニラビーンズとはよく似ている。がしかし味は全く別物だ。

どうしても、代用品を作るなら徹底的に研究をして、味、香り、触覚、見た目を整えて欲しい。昔、「どうせ私を騙すなら、騙し続けて欲しかった。」という歌があったが全くその通りである。

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