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自己紹介

初めまして!

皆様にLighting Office J-Dragonについての自己紹介を行います。
そして、これまで携わった業務のご紹介もさせて頂きます。
ホームページ開設しました!👇👇👇
設計 | Lighting Office J-dragon (jdragon108.wixsite.com)

1.自己紹介

事務所名:Lighting Office J-Dragon
代表者名:大林隆二
出身:大阪府(有名な町工場)
業務内容:照明器具 設計・開発委託業
開業日:2020年1月
理念:落ち込んでいる日本経済の活性化を目指す

2.板金加工の補助

(1)ベンダー加工補助(金属の薄板の曲げ加工)
(2)スポット溶接(点の溶接)
(3)TIG溶接(ガスを用いての溶接)
(4)ロールフォーミング成形機での加工補助

個人的な感想として、補助という立場で経験しましたが、現場の方は図面から寸法取りをして穴を空け、曲げて溶接する。
どんな難しい仕事であっても納期に間に合わせる。
常に脱帽で、現場の方の仕事の状況を観察させて頂きました。

3.組立の補助

(1)製品の組立
(2)定尺板の梱包材から出荷分の商品の梱包
(3)出荷前の点灯検査・絶縁耐圧検査
(4)家電製品で必要な銘板(製品の電気的仕様の書かれたシール)作成

照明に限らずですが、製造の会社へ入社すると研修で絶対に携わる組立です。今の僕があるのはこの組立業務のおかげといっても過言ではありません。

小ロットの商品の箱を定尺(※当時使ったサイズは2m×2m)のダンボールの板から商品が壊れない様に製作の経験もあります。

また組立だけでなく、器具銘板という使用するランプの型番や電圧・電流値の記載されたシールの作成。

本来、研修中には経験出来ないことを経験しております。

4.購買・生産管理

(1)資材の手配
(2)資材の運搬(納品・引取り)
(3)一つの製品から工程管理を行う

当時勤めていた会社内で、出来ない加工は協力工場様へ依頼し2トントラック(?)や軽自動車で引取り、板金の加工が終わると塗装を行いますので塗装業者様へ納品と引取りを行った経験があります。

生産管理については、一つの照明器具の部品の受注後、板金の製作依頼・塗装依頼を踏まえて発注書の作成・納期決定を行って出荷日に向けて態勢を作りました。

5.営業

(1)営業事務
(2)新規開拓営業

営業事務に関しては、納期確認・クレーム対応・発注書の確認などを行いました。ここは、設計と繋がってきますが、お客様から現場対応の商品のご依頼を受けて図面を作成。図面を元に見積書を作成して承認図と共にお客様に提出しました。

新規開拓営業に関しては、3社との交流がありました。
1社はマッチング商談会にて、サンプル製作までの対応をさせて頂きました。

うち2社は、当時営業事務で担当していたお客様(2社は別のお客様)からご紹介頂いて訪問。製品の打ち合わせをさせて頂きました。
このうち1社は実績はありませんが、1社は初回量産から約80台の発注を頂いた実績があります。

6.品質試験関連

(1)設計段階で必要な品質試験
(2)照明計画

品質試験も多数ある中、下記の試験に携わりました。

① 温度試験
② 散水試験
③ 立ち上がり照度試験
④ 照度試験

① 温度試験
照明器具に熱電対と呼ばれる熱を試験機に伝える線材を使用して、点灯させて飽和状態になるまで待機。
照明器具の各部位の熱伝導の状況を測定する試験。

② 散水試験
恐らく一度携わった程度です。JIS規格で指定されているシャワーノズル・水圧も規格では指定されております。
この規格に基づいて、防水型の照明器具に散水し、器具内に水が浸入しているかの試験になります。

③ 立ち上がり照度試験
試験機関で恒温槽をお借りし、-30℃(?)の状態の恒温槽に照明器具を入れ、点灯してから数時間後にどの程度照度が変化するかの試験です。

④ 照度試験
暗室という天井・壁紙全てが黒色の部屋に照明器具を設置します。
黒色というのは、反射効率が悪いため、最低の条件で照度試験を行います。
そして、照明器具から3メートル離れた場所に照度計を設置して水平・垂直45度に器具の角度を変えて試験します。
この試験結果を持って、照明計画を行います。

照明計画ですが、上記の照度試験の結果をもとに、当時使っていた照明計画ソフトに入力します。照度試験で出た数値・使用している光源・器具などの情報を入力すると円グラフの中に楕円形が出現します。この楕円形が光の広がり方で、配光曲線図と呼ぶものです。

配光曲線図の作成後、建物の一部の平面図(大まかなサイズの四角)にこの照明を配置します。パソコン内で照明器具を配置し、明るすぎず、暗すぎないような照明計画というものにも携わりました。
(※これを等照度分布図といいます。)

7.設計・開発

(1)設計
(2)開発

仕事の流れは、どちらも同じではありますが、現場対応品とカタログ品という所の違いはあります。
これまでの経験では、現場対応品の方が多く携わりました。

①電話・メールでの問い合わせ・訪問されての打ち合わせ。
②打ち合わせ内容を元に仕様を固め、作図。
③作図後、図面から見積書を作成。承認図と共に提出。
④サンプル製作。
⑤サンプル製作後、再度打ち合わせ。
⑥図面変更を行って、量産。

現場対応品に関しては、サンプルの製作はありません。
しかし、この照明業界において共通しているのは、競争案件が多く、短納期ばかりでした。
よって、デザインと構造の両方から設計していき、図面化します。

これまでの経験談をしていきますと、現場対応品では現状取付いている器具に銘板というシールが貼ってあります。
この内容からメーカー名・型番を調査して頂ければ、メーカー様の仕様図をインターネットで掲載されていますので、おおまかなサイズがわかりここから各業者様の製作方法に合わせて設計を行う事が出来ます。

僕自身の心遣いで、既存の器具を取り外すと、汚れの境目が目立つので少し大きめに設計するなどの対応も出来ます。

設計・開発での実績として、LED電球を5つ使った照明器具を約380台納品しました。

また、お客様からのご要望が多数あり、器具そのものの構造が複雑なものも開発しました。こちらに関しては、年間40台の発注を頂いております。

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約380台の発注を頂いた照明器具です。

年間約40台の発注を頂いている器具です。

8.おわりに

最後までご覧いただきまして有難う御座いました。

僕は、日本経済の活性化を理念としております。
世の中の情勢がかなり変わってきていて、世界中で大混乱が巻き起こっています。そんな中、日本でも他人事ではなく、どういう生き方をしなければいけないか?を常に考えなければいけない時代になってきている事は事実です。モノづくりを通して、沢山の方に気づいてもらえるような活動を行います。

どうぞ、宜しくお願い申し上げます!!

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