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退職109日目 2代目社長

NPO法人

NPO法人、合同会社、そして今回株式会社を設立した。
その時々で目的があり仲間がいて会社を作ったが正直どれも生活を支える収入になっていない。

例えばNPO法人は仲間のビジネスを学ぶ場と非営利の活動(地域貢献)をするために設立したわけだから自分に収入が入ってくる順番が回ってくるのはかなり先だ。
もう少し正確に言うとボランティアでビジネスをサポートする為に私はチーム内に存在している。
ただし私は、NPO法人が儲けてはいけないとか贅沢をしてはいけないとは言っていない。ルールに則り稼いだ分は優秀な人材が活躍できるようにしっかり環境と待遇で優秀な人材の知恵と経験は繋ぎ止めていくべきだと思っている。単に私の取り分は最後尾であると言うこと。

合同会社

合同会社のマイノフィールド(7人制サッカー専用コート)もそんな簡単に中心部を外れた田舎町までサッカーをしに来てはくれない。
もちろん期待はしているが自分の脳力の無さもあり現在はレンタルコートや大会の申込状況も芳しくない。
もっと人と繋がり商工会や街の方々、SNSで業界関係者と交流し応援される存在となる必要がある。
サラリーマン時代に広く浅く活動し学んできたツケを支払う形となっている。また長年皆で築き上げてきた会社の看板で仕事をさせてもらっていたと気がつく。「個人の価値とは?」を思い知らされている。

と言うことで現時点では、皆さんが頭に描く中年サラリーマンがリストラ後に路頭に迷うパターンを突き進んでいる。

会社の存在意義

暗い報告はこれくらいにして会社の存在意義について今日は書きたいと思う。私は会社には2つの意味があると思っている。

① 大きな社会課題を解決する為に皆の協力を仰ぐ箱
② 自分がお金を稼いで多くの人に配る箱

もう少しだけ丁寧に説明すると①は、誰もが起業の時にもつ志でありMVVやOur Purposeとして表現される。
本当に困っている問題が身の回りにあり解決方法を知っているけど一人の力ではどうにもならないと思った時に立ち上げるのが良いと思っている。

②に関しては、もし自分に少しでも人より秀でている才能や知識があったら身の回りの友人や知人、困っている人の分を稼いで分けることも大切な役割だと思っている。

二代目社長

私は会社の存在意義を考えると同族経営や二代目社長は有りだと思っている側の人間。理由は創業者の2つの想いを継いでいる可能性が高いから。
もちろん外の血を入れるとか風通しを良くすると言う文脈は会社運営で当たり前なんだけど自分とルーツが近いDNAや一緒に食卓を囲んで伝えてきた長い時間は会社経営の最高責任者に必要な要素なんじゃないかと思う。
常に社会(地域)課題を解決する熱い想いと出世やお金に縛られず皆に還元できる人間は創業者しか居ないと思う。だから2代目からは意思を継ぎ、株式を公開して多くの目にさらされながらしっかと地域貢献していけば2代目の方が良いというのが私の考えだ。

色々と模索を続ける毎日だが会社とか代表者とはを徐々に考えるようになってきた。そんな想いを皆さんに共有したく書いてみました。
今回は少し長くなりましたがお付き合い頂き有難うございました。


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