結婚指輪を検討されている男子へ

正直、アクセサリーに1mmも興味なく、どういう基準で選ぶかということもわからず、彼女の言われるがままにブランドとか色とか値段とかで決めていくかな、とりあえずプラチナかなあ、ぐらいにしか興味ないですよね。

こないだ、ATAKAという、大阪の玉造駅ちかくのお店行ったんです。そこで、アクセサリーのど変態(もちろんいい意味)な店主に出会い、結婚指輪にしこたま興味がわいたのです。

そもそもそのお店は、金を推してます。日本の結婚指輪は82%がプラチナだそうですが、欧州や米国では何百年も前から金で作られています。日本がなぜプラチナか、というと、「プラチナが流行っていた時代に日本に文化として根付いた」とも店主はおっしゃっていたし、他にもこういう理由があるそうです。

金の魅力。それは、プラチナよりも変色はするんだけど、伝統的に使われてきて、その変わっていくけど惹かれる魅力があるそう。

にしても、18金とか24金とか、どういう意味かわからんわけですが、金は100%が24なのだそう。その75%は18のわけです。そして残る25%に、銅、銀、パラジウムを混ぜると色が変わっていく。それぞれ、銅→ピンク、銀→薄める役割、パラジウム→シルバー、というように。

たとえば、ピンクゴールドというのは銅の割合が高いわけです。そして一般的な指輪メーカーは、調合された材料を買ってきて、それを成形するなかで、一応オーダーメイドっぽくしている部分もあるのですが、どうしても同じものも出てくる。

が、ATAKAは違う。この残る25%の部分を、買い手の「記念日」と「色の希望」から、配合(銅と銀とパラジウムの)を一人一人決めていくという、本当の意味でオーダーメイドを作る、と。実際、重量を測り、バーナーで溶かし、めっちゃ混ぜ混ぜして、ある程度のかたまりをつくる。手間がやばいです。世界で唯一の手法らしい、、すご。

高校時代、化学選択だった男子のみなさん。この店主さんにぜひ会って、話を聞いてほしい。指輪への視座がだいぶ変わり、納得してこの高価な買い物に向き合うことができます!



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